日本数学会とは
顕彰事業(4)--日本数学会賞 関孝和賞、出版賞
日本数学会関孝和賞
関孝和(?―1708)は、関流数学の創始者であり、鎖国時代に日本独自の数学を発達させた人物です。日本数学会関孝和賞は、長年にわたり数学の研究業績以外の功績によって数学の発展に寄与し、それを通して学術文化の向上に特に顕著な貢献をした個人または団体に対しこれを授与するものです。
関孝和にゆかりのある藤岡市から、賞状と関孝和のブロンズ像が贈られます。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
●これまでの受賞者(左から) 1995年 故 谷口豊三郎氏 1996年 Prof.F.Hirzebruch 2006年 The Japan-U.S. Mathematics Institute 2007年 Institut des Hautes études Scientifiques |
出版賞
2004年度には「出版賞」が設けられました。この賞は、著作活動により数学の研究・教育・普及に顕著な業績をあげた個人または団体を顕彰する賞です。
![]() |
![]() |
●2010年度 出版賞受賞(左から) 室井和男氏「バビロニアの数学」 春日真人氏及び取材班 東北大学附属図書館「東北大学和算ポータル」 |
●2011年度 出版賞受賞(左から) 小学館「日常にひそむ数理曲線 DVD book」 勉誠出版「関流和算書大成」 |