日本数学会ビデオアーカイブ

市民講演会 2019年度年会

  • 日時 2019年3月17日(日) 14:10〜15:10
  • 会場 東京工業大学 大岡山キャンパス 70周年記念講堂

講演者

加藤 晃史 (東京大学大学院数理科学研究科)

講演題目

力学の変遷 --古典・量子・弦--

講演概要

ガリレイは「宇宙は数学の言葉で書かれている」という言葉を残しましたが,我々人類は自然の神秘を解読できるレベルにはまだまだ達していません.「自分は海辺できれいな貝殻を拾って喜んでいる子供のようだ」という彼の言葉は,400年を経た現代の研究者にも突き刺さっています.本講演では,物理学,特に力学の発展に焦点を絞って,人類が自然をいかに数学的に解読しようと苦闘してきたかを振り返るとともに,今後の課題にも思いを馳せたいと思います.

講演資料

https://mathsoc.jp/outreach/2019haru/kato20190317.pdf https://www.mathsoc.jp/assets/pdf/publications/tushin/backnumber/2402/2402kato.pdf