2013年度MSJ-SI テーマ募集 他

2013年度MSJ-SI テーマ募集 他

学術委員会報告 (2010年10月4日)

学術委員会から日本数学会季期研究所(MSJ-SI = Mathematical Society of Japan, Seasonal Institute) について報告いたします。

●2013年度 MSJ-SI テーマ公募について

学術委員会では 2013年度(平成25 年度) のMSJ-SI についてテーマ公募を行います。

学術委員会のウェブページ:
www.mathsoc.jp/overview/committee/academic/

または別ページにある公募のお知らせ(pdfファイル)をご参照ください。

MSJ-SIは、以下の特徴を持ちます。

  • 数学会から200万円の助成金が提供されます。(実際に必要な額にはこれだけでは不十分ですが、学術委員会として対応を考えているところです。)
  • 数学会事務局が事務手続きについて可能な範囲において援助を行います。(詳細については下記メールアドレスまで問い合わせください。)
  • 東アジアの数学会の協力のもとで、韓国と台湾から限られた人数の大学院生,若手研究者を,数学会が招待しています。(この部分については数学会理事会の担当となっています。)
  • 専門家向けの講演とともに、大学院生・若手研究者向け、あるいは周辺分野の研究者向けにサーベイ形式の講演を行うことを推奨しています。(これをMSJ-SIの方向とお考えください。)

数学会からのサポートについては検討中の課題もあり、それにつきましては随時、数学通信とウェブによって会員の皆さんにお知らせしたいと考えております。

公募に申請される方は、どうか締切までに、研究集会のテーマ、提案理由、主要な講演者(事前承諾不必要)を古田幹雄(furuta(at)ms.u-tokyo.ac.jp)までお送りください。また、上記メールアドレスへの事前の問い合わせも歓迎いたします。

●2012年度のMSJ-SI

2012年度のMSJ-SIにつきましては昨年度数学通信第三号(11月発行)で行なった2月19日締切のテーマ募集に対して応募がなく、今年度数学通信第一号(5月発行)において締切を9月10日まで延期しました。2件の応募があり、その選考結果につきましてはウェブと数学通信でお知らせする予定です。

●ウェブページについて

学術委員会ではウェブページをリニューアルしました。過去の集会の報告集の情報をわかる範囲で更新しました。メインページには英語版もありますので、海外の研究者にMSJ-SI等について紹介される際にはどうかご活用ください。

特に、過去のMSJ-IRI, MSJ-RWの開催関係者の方たちにお願いです。もし、ウェブページの該当ページの記述にミス(集会の英語名など)、記載漏れ(報告集の出版情報など)、その他問題点がありましたら古田(furuta(at)ms.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください。

● 2010年度MSJ-SI

今年度のMSJ-SIにつきましては 次のように開催される 予定です。詳細は数学通信にて改めて報告させていただきます。組織委員会の方々の尽力はもとより、多くの方々のご協力を賜わりました。ありがとうございました。

  • テーマDevelopment of Galois-Teichmueller theory and anabelian geometry
  • 日時2010年10月25日~30日
  • 場所京都大学数理解析研究所
  • 組織委員中村博昭(委員長)、玉川安騎男、Florian Pop、Leila Schneps

プログラム等につきましては次のウェブページをご覧ください。

www.mathsoc.jp/meeting/msjsi10/

● 2011年度MSJ-SI

来年度のMSJ-SIの予定は以下の通りです。

  • テーマNonlinear dynamics in partial differential equations
  • 日時2011年9月12日(月)~21日(水)
    (受付 9月11日(日))
  • 場所九州大学医学部百年記念講堂
  • 組織委員栄 伸一郎(委員長)、川島秀一
    隠居良行、山田直紀、 仙葉 隆、
    小林孝行、三沢正史、辻川 亨、池畠 良
  • Plenary speakersMatano, Hiroshi (Univ. of Tokyo)
    Fusco, Nicola (Unv. of Napoli),
    Pego, Robert (Carnegie Mellon Univ.)
    Feireisl, Eduard (ASCR)
    Todorova, Grozdena (Univ. of Tennessee)

詳細については以下のウェブページをご覧ください。

http://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~ichiro/MSJ2011/MSJ2011.html

(学術委員会委員長 古田幹雄記)