日本数学会ビデオアーカイブ
市民講演会 2018年度秋季総合分科会
- 日時2018年9月23日(日) 14:10〜15:10
- 会場岡山大学 自然科学研究科棟 2階 大講義室兼大会議室
講演者
長山 雅晴 (北海道大学電子科学研究所附属社会創造数学研究センター)
講演題目
非線形現象の数理モデルを作ろう
講演概要
数学って何の役に立つの?とか数学の問題を解くことに何の意味があるの?と日頃から思ってい る人は多くいると思います. 数学はいろんなことに利用されていますが, なかなか表舞台には 出てこないのでわかりにくいのだと思います. この講演では, 数学を表舞台に出して身近な現 象を理解することについて話したいと思います. 数学は使いこなせると理論研究の非常に強力な武器になりますが, 数学の問題として現象を定式化しないと, 強力な武器として数学を使う ことはできません. そこで, 漸化式や微分方程式を使って時間とともに変化していく現象を数 学の問題として表すことを考えたいと思います. この講演では, どのようにして数学の問題を 作り, 現象を理解していくのか話をしてみたいと思います.