日本数学会ビデオアーカイブ
市民講演会 2012年度年会
日時: 2012年3月25日(日) 14:10〜15:10
会場: 東京理科大学 神楽坂キャンパス 2号館212教室
講演者
小川 束(四日市大学環境情報学部・関孝和数学研究所)
講演題目
関孝和の数学----『括要算法』刊行300年を記念して
講演概要
2012年は江戸時代を代表する数学者,関孝和(?~1708)の遺著『括要算法(かつようさんぽう)』発刊300年にあたります.この本にはベルヌーイ数,連立一次合同式,角術,円周率,円弧の長さ,球の体積などに関する研究の成果が書かれていて,江戸時代の数学を代表する一冊と言っても過言ではありません.この講演では江戸時代の数学の概要,関孝和の伝記,著作などを簡単に紹介してから,『括要算法』の一部を皆さんと一緒に眺めてみたいと思います.
講演資料
参考URL
「数学通信」17巻2号の記録
https://www.mathsoc.jp/assets/pdf/publications/tushin/backnumber/1702/1702ogawa.pdf