2005年度日本数学会出版賞

2005年度日本数学会出版賞

2005年度日本数学会出版賞は以下の通りに決定しました。

楠葉隆徳、林隆夫、矢野道雄
これまであまり詳しく知られていなかった内容を、初心者にも配慮しつつ高度の専門書「インド数学研究」で紹介し、数学の研究・教育・普及に大きく貢献されました。
受賞者のことば:楠葉隆徳(「数学通信」10巻3号)・林隆夫矢野道雄(「数学通信」10巻2号)
岡部恒治、戸瀬信之、西村和雄
学力低下に関して著書「分数ができない大学生」により極めて効果的に問題提起し、数学教育を巡る議論の発展に大きく貢献されました。
受賞者のことば:西村和雄(「数学通信」10巻2号)
志賀浩二
数多くの数学啓発書の執筆および編集により数学の研究・教育・普及に大きく貢献されました。
受賞者のことば(「数学通信」10巻2号)
亀井哲治郎
編集者として、数学の面白さを伝えることにより数学の裾野を広げ、また数学の最前線を一般に判り易く紹介し、数学の研究・教育・普及に大きく貢献されました。
受賞者のことば(「数学通信」10巻2号)
小川洋子
著書「博士の愛した数式」により数学の魅力を判り易く紹介し、数学の普及に大きく貢献されました。
受賞者のことば(「数学通信」10巻2号)

なお表彰式は以下の次第で開催されました。

日時
2005年3月28日15:00--15:20
会場
日本大学理工学部(駿河台校舎)CSTホール