2025年度年会

数学者のためのJST CREST/さきがけ

JST戦略的創造研究推進事業「CREST/さきがけ」の数学に関係する新領域が2024年度に開始されました.数学を中心とした数理科学を基盤に,様々な社会課題の解決に向けたアイデアを探索し,革新的な技術基盤の創出を目指すものです.そこで,新しいCREST/さきがけの雰囲気や,科研費との違いについて日本数学会員の皆様により知っていただくべく,講演会を企画いたしました.CREST/さきがけを通してご自身の研究の幅を大きく拡げられた研究者の方々に,その経験や今後の展望を語っていただきます.また,新領域の総括から,領域の基本構想や運営方針の解説も行います.

  • 日時2025年3月20日(木) 10時00分 - 12時00分
  • 会場早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館 2階 14-201
  • 主催日本数学会 教育研究資金問題検討委員会
  • 企画小谷 元子(東北大学,CREST予測数学基盤領域総括)
    荒井  迅(東京科学大学,さきがけ未来数理科学領域総括)
プログラム
10時00分 - 10時10分 荒井 迅(東京科学大学)
開会の挨拶および趣旨説明
10時10分 - 10時45分 坂上 貴之(京都大学)
数学の基礎研究から社会実装研究へ ~TFDA解析の開発と実装
10時45分 - 11時20分 井元 佑介(京都大学/JST創発研究者)
高次元データ解析の数理と応用 ~生命科学から気象学まで
11時20分 - 11時40分 小谷 元子(東北大学)
CREST「予測・制御のための数理科学的基盤の創出」領域紹介
11時40分 - 12時00分 荒井 迅(東京科学大学)
さきがけ「未来を予測し制御するための数理を活用した新しい科学の探索」領域紹介