2021年度年会

教育委員会主催 教育シンポジウム
2020年代の数学教育の方向性 ―高大接続を中心に―

昨年8月には日本学術会議第24期数学教育分科会から「新学習指導要領下での算数・数学教育の円滑な実施に向けた緊急提言:統計教育の実効性の向上に焦点を当てて」と題する提言が公開され、今年1月にはこれまでの大学入学センター試験にかわり、初めての大学入学共通テストが実施されました。いずれも、2020年代の高大接続に関わる数学教育の方向性に大きく関係するものであります。そこで今回の教育シンポジウムは、これら2点に焦点を当てて、お二人の方々のご講演を中心に、パネルディスカッションも含めて企画しました。2020年代の数学教育に何が求められているのか、そして我々数学関係者は何ができるのかを考える機会としたいと考えます。

今回は、Zoomでの開催といたします。日本数学会の多くの会員のご参加をお待ちしております。

日時:3月15日(月) 14:00--16:30
会場:Zoomにて開催
参加登録:
会員専用ページからお願いします。
  • 登録締切日:3月11日(木)
  • 参加希望者が定員に達した場合には期限を待たずに締め切ることがあります。
プログラム
14:00--14:10  開会の挨拶
寺杣友秀(日本数学会理事長・法政大学)
14:10--14:20 シンポジウムの趣旨説明
牛瀧文宏(教育委員会委員長・京都産業大学)
14:20--15:10 「新学習指導要領下での数学教育について
 ―数学教育分科会(日本学術会議(第24期))の提言を中心に―」
真島秀行(お茶の水女子大学)
15:10--16:00 「令和3年度大学入学共通テストの実施結果について」
大津起夫(独立行政法人大学入試センター 試験・研究統括官)
16:00--16:30 パネルディスカッション「2020年代の数学教育の方向性」
パネリスト 真島秀行
      大津起夫
司会    牛瀧文宏
司会:佐野隆志 (教育委員会副委員長・山形大学)