2023年度年会
教育委員会主催 教育シンポジウム
文系学生に向けた数理・データサイエンス教育
「数理・データサイエンス教育」については,これまでも教育委員会主催による教育シンポジウムで取り上げてまいりました.数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムは第2期に入り,数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度による「リテラシーレベル」教育の審査は令和3年度から,「応用基礎レベル」教育の審査は令和4年度から始まっています.文理を問わず全国すべての高等教育機関の学生が,数理・データサイエンス・AIを習得できるような教育体制の構築・普及が謳われています.一方で,文系学生が受験対策・受験指導として高校では限られた数学しか学ばなかったという話を聞く機会が増えました.今回の教育シンポジウムでは,文系学生に向けた数理・データサイエンス教育に関する現状の紹介や教育情報など,2名の講師の方からお話を伺うという場をご用意いたしました.日本数学会会員の皆様のご参加をお待ちしております.
なお,今回の年会での「事前登録」に,教育シンポジウムへの参加登録の項目がありますので,ご登録いただきますようお願いいたします.
- 日時3月15日(水)14:00--16:30
- 会場中央大学 5号館 3階 5334教室
プログラム
- 14:00--14:10開会の挨拶
清水扇丈(日本数学会理事長・京都大学) -
14:10--14:15シンポジウムの趣旨説明
佐野隆志(教育委員会委員長・山形大学) -
14:15--15:00「総合大学の数理・データサイエンス・AI教育の取り組み-文理融合・産官学地域連携の試み-」
齋藤政彦(神戸学院大学経営学部・神戸大学名誉教授・前神戸大学数理・データサイエンスセンター長) - 15:00--15:10質疑応答
-
15:10--15:55「文系における文理融合型データサイエンス教育-真のデータ活用人材の育成に向けて-」
渡辺美智子(立正大学データサイエンス学部) - 15:55--16:05質疑応答
- 16:10--16:30ディスカッション
- 司会伊藤由佳理(教育委員会副委員長・東京大学)
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