日本数学会のあゆみ

現代数学入門市民講座 (2002年)

テーマ 「数学は言語か?」

講師 名古屋大学大学院多元数理科学研究科 宇沢達教授

 自然を記述する言語として数学は発展してきました。もともとは「数を数える」という素朴な営みから数学は誕生したのです。数の概念の根本には、動物界にも見られる「数覚」という感覚があります。
 この講演では、素朴な数覚から出発して、数学が物の落下、磁気の解明を通して数学の発展を追うことにします。ガリレオ、ニュートンを通して力学と微分積分学の発展をかいま見、ファラデーとマックスウエルを通して電磁気学とベクトル解析の発展についてお話する予定です。
 19世紀までの数学では、主に物理科学との関係が密接でしたが、20世紀には生物学との関係もでてきます。これからは急速に発展する分野です。植物の生長の記述、DNAに関連してでてくる問題などについても触れたいと思います。

開催日時  2002年12月23日(祝・月)14:00~16:00
開催場所 湘南国際村センター
募集人数 150名 (応募者多数の場合抽選)
応募締切 12月10日(火) 必着
参加費 無料
主催 社団法人日本数学会株式会社湘南国際村協会
財団法人かながわ学術研究交流財団
後援 神奈川県教育委員会

■申込み方法
往復はがきに、住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記の上、下記までお申込み下さい。
〒240-0198 神奈川県三浦郡葉山町上山口1560-39
株式会社湘南国際村協会 現代数学入門市民講座係
 TEL 0468(55)1801
 FAX 0468(55)1816
 E-mail wat@shonan-village.co.jp
応募締切 12月10日(火)必着