日本数学会の出版物

日本数学会 会報 97
2000年 5月

1.2000年度秋季総合分科会について

2000年度秋季総合分科会は京都大学総合人間学部キャンパスにおいて,下記のとおり行われます.

  • 場所京都市左京区吉田二本松町 京都大学総合人間学部
  • 日時2000年9月24日(日)より9月27日(水)まで

a)企画特別講演について

1997年度年会より,日本数学会の理事会および学術委員会で特別プログラム を組んでいます.これは,大学院生等若い会員が学会に参加してより意義あるもの にすることを目的としています. 具体的には,年会の第1日,第3日,第4日の 3日間,13:00~14:00の1時間に企画特別講演を複数並行して行います. したがって各分科会,セッションの一般講演,特別講演の通常プログラムは午前中 と午後2時以降となります.なお,第2日は従来通り総合講演を行います.

b)講演申込について

この会で講演することと希望される会員は,会員名簿にとじこまれている講演申 込書に記入してお申込下さい.その際会員番号を必ずご記入下さい.
数学会では,1995年度日本数学会秋季総合分科会(於東北大学)よりセッシ ョン「無限可積分系」を新設致しました.講演の発表,募集はこれまでの分科会と 同じように公募形式を取り,アブストラクト集の作成,特別講演も分科会と同様に 行われます.講演希望の方は,講演申込書の「希望分科」欄に「無限可積分系」と お書き下さい.
複数の講演を希望される場合は,題目ごとに一枚の講演申込書を用いて下さい. 複数の分科会あるいはセッションにわたる場合は,その分科会名あるいはセッショ ン名を講演申込書の備考欄にご記入下さい.また,OHPの使用を希望される方は その旨講演申込書の備考欄に朱書して下さい.
なお,大会運営上時間及び講演件数を制限させて頂く事もあります.
予稿(アブストラクト)原稿も,下記の注意に従ってご提出下さい.

  • 講演申込先〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
    京都大学総合人間学部 基礎科学科
    日本数学会秋季総合分科会委員長 河野 敬雄 宛
    封筒の表面に “講演申込” と朱書のこと.
  • 申込締切7月3日(月)までに申込先に到着するようお送り下さい.
    (締切後の追加申し込みは受け付けられません.)
  • 申込件数の制限応用数学分科会では,申込件数を1人当たり2件以内とします.
  • 申込用紙各題目ごとに,名簿とじこみの用紙,またはそれと同じ形式のものを用いて下さい.
  • 予稿原稿名簿とじ込みの下敷きと同様のフォーマットでお作り下さい.
  • キ-ワ-ド・分類コ-ド函数論,応用数学,統計数学各分科会への講演申込に当っては,それぞれ次の分類コードから選んで講演申込書の備考欄にキ-ワ-ド等を記入して下さい.
  • 函数論分科会1[1変数函数論],2[多変数函数論]
  • 応用数学分科会1[解析系応用数学],2[離散系応用数学],3[その他]
  • 統計数学分科会1[確率論,確率過程論],2[計画数学],3[確率分布,標本分布,乱数],4[実験計画法],5[多変量解析],6[時系列解析] ,7[ノンパラメトリック解析],8[漸近理論],9[応用統計],10[推測理論](3~7に含まれないもの),11[その他]

上の分類コ-ドは,講演申込数の動向などに応じて改訂を検討することになっておりますので,ご意見を評議員(予稿原稿送付先)までお寄せ下さい.

c)予稿集について

各分科会,セッションとも予稿原稿に従って講演予稿(アブストラクト)集を作 ります.

(1)基礎論・代数・幾何・函数論・函数方程式論・実函数論・函数解析・トポロ ジ-分科会・「無限可積分系」セッション
これらの分科会,セッションでは提出された原稿をそのままコピ-印刷致し ますから,名簿とじこみの原稿用紙下敷き(アブストラクト用フォーマット用 紙)と同様のフォーマットで黒インク(または黒のボ-ルペン,濃い黒鉛筆, ワープロ)で丁寧にお書き下さい.長さは,名簿とじこみの下敷き表裏両頁 (900字)以内です.講演申込と同時にご提出下さい.

(2)統計数学分科会
統計数学分科会では予稿集の原稿締切は,講演申込の締切と同時ではなく, 2000年7月22日(土)と致します.原稿送付の際には講演申込のコピー を添付して下さい. 送り先は,
〒560-8531 豊中市待兼山町1-3
大阪大学基礎工学研究科情報数理系数理科学分野 長井 英生 宛
です.提出された原稿をそのままコピ-で印刷致しますから,所定の書式に 従い黒インク(または黒のボ-ルペン,良質の2Bの黒鉛筆)で濃く丁寧に お書き下さい.また,ワープロ使用の場合には所定の枠に合わせて下さい. なお,書式については会員名簿の下敷きをご参照下さい.長さは表裏頁 (900字)以内です.締切を過ぎて到着した原稿は予稿集に収録できない ことがありますからご注意下さい.

(3)応用数学分科会
応用数学分科会(別記のように申込件数は2件までに制限)では予稿集用 の原稿締切は講演申込締切と同時ではなく,2000年7月22日(土)と 致します.送り先は,
〒182-8585 調布市調布ヶ丘1ー5ー1
電気通信大学情報工学科計算科学講座 加古 孝宛
です.提出された原稿は,そのまま原寸でコピー印刷しますから,所定の書 式に従い黒インク(又は黒のボールペン,ワープロ)で楷書で丁寧にお書き 下さい.なお,書式については会員名簿の下敷きをご参照下さい.長さは, 1件当り4頁以内とします.

d)会合の申込について

各分科会または研究団体で,会合のために部屋の準備を必要とされる場合は, (1)会合の名称,(2)責任者の氏名・連絡先,(3)使用の日時・人数,(4)弁当の有無 等を明記した書面を下記に提出下さい.なお,期限後の申込については,会場 確保が不可能となる場合もあります.

  • 申込先〒606-8501 京都市左京区吉田二本松町
    京都大学総合人間学部 基礎科学科
    日本数学会秋季総合分科会委員長 河野 敬雄 宛
    封筒の表の面に“会合申込”と朱書のこと.
  • 申込締切7月3日(月)必着

e)

「無限可積分系」セッション新設は1995年度第1回評議員会で提案され,第 2回評議員会で設置が認められました.このセッションについては,日本数学会理 事会の責任において行うものですが,今回の実務的な責任者は尾角正人氏(大阪大 学基礎工学研究科)です.

f)

1997年度年会から企画特別講演として行われている特別プログラムについて は,1996年度第3回評議員会において,了承されたものです.企画特別講演の の講演者については分科会評議員,および「無限可積分系」セッション責任者から の推薦をもとに,理事会で決定いたします.なお,アブストラクトは総合講演アブ ストラクトとあわせて作っています.

g)

宿泊については広告頁の「宿泊のご案内」欄を御参照下さい.

h)書籍等展示の申し込みについて

賛助会員で書籍等の展示を希望される場合は申込書2枚(日本数学会理事長宛,大会委員長宛)を7月3日(月)までに下記(展示とりまとめ当番社)へお送り下さい.

  • 送り先〒113-0033 文京区本郷5-28-1
    (株)友 隣 社
  • 電話03-3814-0275 FAX:03-3814-1156

2.年会,総合分科会における一般講演について

年会,総合分科会において一般講演ができるのは日本数学会会員に限ります(昭和 57年度の理事会で確認). 講演を申込まれる会員は申込用紙に会員番号を必ずご記入 下さい.日本数学会に入会予定の方で講演希望の方は,講演申込用紙にその旨書き添え て下さるとともに,入会手続をして下さい.
なお,まだ入会していないが講演を希望している方をご存知の会員は,その方に上記 のことをお知らせ下さい.

3.学会講演でのOHPの原稿について

最近数学会の年会や秋季総合分科会での講演でのOHPの使用が多くなってきました. 限られた時間ですから,有効に使うと良い発表ができます.
一方,得られた成果を全部発表しようとする余り,時間に比べてあまりにたくさんの OHPシートを準備し,その結果次から次へとシートが変わって,聴衆は何もわからな い,という逆の効果を生じている講演も少なくありません.また,1枚のシートに小さ い字で一杯書いてあって,前の方でもよく見えないというケースもあります.このよう な不満が何人かの会員の方々から寄せられています.
人にもよりますが,OHPシートは大体3分間に1枚が目安ではないかと思われます.1ページあたりの行数は8行程度が遠くからでも見易いと思います.図表の利用など工 夫を凝らしたシートを準備され,OHPを活用した講演を行うことが結局は最も印象深 いのではないでしょうか.詳細な数式は予稿集を活用するなどして見たらいかがでしょ うか.また,これも人によりますが,OHPシートは手書きの方が読みやすい,というこ ともあります.TeXを利用するときれいなシートができますが,100人を越える教室 での発表の効果は20人程度の研究会の場合とは異なります.予稿集とOHPシートは 同じではありません.
大学院生を初めとする若い会員の皆様にとっては特に大切な発表の場でもありますの で,ここにあえてお願いする次第です.

4.2000年度役員及び委員について

本年度の役員および委員は,定款ならび に細則に定められたそれぞれの手続きに従 って次の方々に決定しました.

理事長    松本 幸夫
理 事    浦川 肇  桂 利行
       楠岡  成雄 高木 泉
       坪井 俊 深谷  賢治
       真島 秀行 松本 幸夫
        丸山  正樹 向井 茂
        森田  康夫 谷島  賢二
監  事    飯高 茂 岡本  和夫
        藤原  大輔
評議員     浦川 肇 桂 利行
       楠岡  成雄 高木 泉
        深谷  賢治 真島  秀行
       松本  幸夫 丸山  正樹
        向井 茂
[北海道]    *中村 郁 山本  隆範
[東  北]    *堤  誉志雄 本瀬 香
[関  東]     坪井 俊 前田 ミチヱ
         日野  義之 内藤  敏機
        *森本  浩子 中島  匠一
[中  部]     向井  純夫 佐藤  宏樹
        *橋本  光靖
[京  都]    *上田  哲生 岡本 久
        中島  和文
[阪  神]    *伊達  悦朗 齋藤  政彦
         石井  伸郎
[中国・四国] 松岡 隆   *永井  敏隆
       今岡  輝男
[九  州]     加藤  幹雄   *佐藤  栄一
         森 長徳
[数学基礎論] 阿部  吉弘   *佐藤  雅彦
[代数学]     吉田  敬之   *森田  康夫
[幾何学]     小林  亮一   *大仁田 義裕
[函数論]     柴 雅和   *風間  英明
[函数方程式論]宮川  鉄朗   *谷島  賢二
[実函数論]  佐藤 亮太郎   *岡沢 登
[函数解析学] 若山  正人   *平良  和昭
[統計数学]  *長井  英生 景山  三平
[応用数学]  三井  斌友   *加古 孝
[トポロジー] *島川  和久 泉屋  周一
[編集会]      藤田  隆夫 酒井  文雄
  (*支部,分科会連絡責任評議員)
受賞候補推薦委員
             阿部  吉弘 吉田  敬之
             小磯  憲史 今吉  洋一
             宮川  鉄朗 岡沢 登
             日合  文雄 赤平  昌文
             俣野 博 森本  雅治
             および理事
ジャパニーズジャーナル編集委員
             大島  利雄(責任者)
             土屋  昭博 小田  忠雄
             増田  久弥 楠岡  成雄
「数学通信」編集委員会
 編集委員長  楠岡 成雄
 出版担当理事 浦川  肇
 理事     桂  利行 坪井  俊
 支部評議員  
  北海道     山本  隆範
  東 北     堤  誉志雄
  関  東     中島  匠一
  中  部     佐藤  宏樹
  京  都     岡本 久
  阪  神     齋藤  政彦
  中国・四国  松岡 隆
  九  州     佐藤  栄一
「数学」編集委員会 藤田  隆夫
 事  務  長    水谷  優子

5.2000年度各種行事日程の予定

  1. 2001年度科研費審査委員候補者 推薦締切 3.31(金)
  2. 年会:早稲田大学理工学部 3.27(月)~3.30(木)
  3. 第1回評議員会(本年度理事,理事長, 監事,各種委員決定) 3.27(月)
  4. 第2回評議員会(本年度予算案決定, 前年度決算承認) 4.22(土)
  5. 「数学通信」5巻1号原稿締切日 4.26(水)
  6. 日本学術会議第18期数研連委員 予備選挙用紙発送 4.25(火)
  7. 会告(総会通知)発送 5.12(金)
  8. 総会 5.27(土)
  9. 「数学通信」5巻1号 発送 (会報97号・秋季総合分科会 講演募集) 5.26(金)
  10. 日本学術会議第18期数研連委員 本選挙用紙発送 5月下旬
  11. 秋季総合分科会講演申込締切 7. 3(月)
  12. 「数学通信」5巻2号原稿締切日 7.19(水)
  13. 秋季総合分科会プログラム速報発送 7月下旬
  14. 「数学通信」5巻2号 発送 (会報98号・秋季総合分科会 プログラムなど)8.23(水)
  15. 秋季総合分科会:京都大学総合人間学部 9.24(日)~9.27(水)
  16. 第3回評議員会 9.24(日)
  17. 「代議員」,「評議員」の選挙 管理委員会発足 10.1(日)
  18. 「数学通信」5巻3号原稿締切日 10.11(水)
  19. 「数学通信」5巻3号 発送 (会報99号・次年度年会 講演募集) 11. 2(木)
  20. 次年度評議員候補推薦締切 (正会員25名以上の推薦を含む)11月上旬
  21. 次年度評議員選挙の投票用紙発送11月中旬
  22. 次年度評議員選挙の投票締切 12月上旬
  23. 次年度年会講演申込締切 12.11(月)
  24. 次年度年会プログラム速報発送12月下旬 - 1月上旬
  25. 第4回評議員会 2001.1.20(土)
  26. 「数学通信」5巻4号原稿締切日 1.22(月)
  27. 全評議員に次年度評議員選挙結果の報告 1月初旬
  28. 次年度代議員候補者推薦締切 (正会員10名以上の推薦を含む) 1月中
  29. 次年度代議員選挙の投票用紙発送 (各支部ごとに行う) 1月下旬
  30. 次年度代議員選挙の投票締切 (各支部ごとに行う) 2月上旬
  31. 「数学通信」5巻4号 (会報100号(代議員,評議員名簿 掲載)・年会プログラム)発送 2.23(金)
  32. 本年度最終理事会 3. 3(土)
  33. 2002年度科研費審査委員候補者 推薦締切予定 3.30(金)

6.2000年度日本数学会賞春季賞の授賞について

選考委員会での審査の結果に基づき,京都大学大学院理学研究科の中島啓氏が‘モジュライ空間と表現論・数理物理学’に関する業績により賞に選ばれました. 3月28日年会会場で授賞式並びに同氏による‘箙多様体と量子アフ ァイン環’の記念総合講演が行われました.

7.2000年度年会について(報告)

標記年会は,3月27日(月)より 3月30日 (木)まで4日間にわたって,早稲田大学理工学部において開催されました.この会で行われた講演数は,総合講演2,企画特別講演12,特別講演27,一般講演424でした.
また,3月26日には市民講演会も行われました.

8.日本数学会関孝和賞候補者の推薦募集について

内規に基づき,本年度の関孝和賞推薦募集 を行います.要領は下記の通りです.

  • 趣旨(内規第1条)日本数学会関孝和賞 は,個人または団体を対象として長年 にわたり数学の研究業績以外の功績に よって数学の発展に寄与し,それを通 して学術文化の向上に特に顕著な貢献 をした個人または団体に対しこれを授 与する.
  • 募集(内規第2条)理事長は毎年5月に 会員に関孝和賞の候補者についての推 薦を求め,8月末日をもって推薦を締 め切る. 候補者の推薦には日本数学会会員の 10名以上の署名を必要とする.

推薦があった場合には,理事・評議員・理 事長経験者から選ばれた選考委員会が組織さ れ,その答申を受けて理事会が受賞者1名以 内を決定します.(必ずしも毎年受賞するわ けではありません.) 受賞者がある場合, 授賞式は原則として年会(来年3月)に行わ れ,賞状及び副賞としてメダルと関孝和全集 が授与されます. (理事長 松本幸夫記)

9.2001年度年会及び総合分科会について

標記年会は,慶応義塾大学理工学部に開催をお願いしております.大会委員長は菊池紀夫教授です.期日は 2001年3月26日(月)~29日(木)4日間の予定です.
また,標記総合分科会は九州大学にお願い しております.日程は10月3日(水)~6日(土)の4日間の予定です.

10.日本学術会議第18期数学研究連絡委員会委員選出日程

日本学術会議数学研究連絡委員会(数研連) の定員は,会員2名を含めて24名です.第 17期の数研連では,日本数学会から推薦し た委員は19名でした. 第18期の数研連に対し数学会から何人の 委員を推薦するかは,現時点では確定してお りませんが,前回にならって以下の手順で委 員の選定を行います.
2000年4月:日本数学会会員を被選挙 権者,日本数学会全会員を選挙権者 として第1回投票を行い,参考者を 選定する.
2000年5月:日本数学会会員を被選挙 権者,日本数学会全会員を選挙権者 として第2回投票を行い,数学会推 薦の数研連委員を決定する.
なお,数研連委員選出に関わる,日本数学 会の規約は次の通りです.

「数学研究連絡委員会委員候補者選出方法」

  • 1975年2月評議員会承認
  • 1985年4月一部改正1994年9月 評議員会承認
  • (5.追加)
    1997年9月

    評議員会承認
  1. 投票は数学会全会員の無記名投票により,第1回投票(予備投票),第2回投票(本投票)の2回の投票を行う.
  2. 第1回・第2回とも,投票は,地区・専門分野にかかわらない者2名,投票者所属の地区から1名,専門分野から1名の計4名連記とする.ただし, 地区別は北部地区・関東地区・中部地区・関西地区・西部地区の5区とする. 各地区と支部との対応は次の通り:
    北部地区 ・・・北海道,東北支部
    関東地区 ・・・関東支部
    中部地区 ・・・中部支部
    関西地区 ・・・京都,阪神支部
    西部地区 ・・・中国・四国,九州支部
    専門別は,代数系・幾何系・解析系・応用系の4系とする:各系と分科会との対応は次のとおり:
    代数系・・・基礎論および歴史,代数学各分科会
    幾何系・・・幾何学,トポロジー各分科会
    解析系・・・函数論,函数方程式論,実函数論,函数解析学各分科会
    応用系・・・統計数学,応用数学各分科会
  3. 第1回投票のときには学術会議の選挙規定から被選挙権がない者および第5項の規定により上位推薦順位となることが確定している者には被選挙権がないものとしてその名前を通知する.それらの者への投票は無効とする.
  4. 第1回投票の結果により,総得票数の順に数学研究連絡会議(以下数研連と略称)委員の約2倍の第1次候補者を選ぶ.ただし,別に定めた規則に従って,各分野・各地区から選ばれた第1次候補者が少なくとも2名は含まれるように調整する.この手続きで得られた候補者を五十音順に並べた名簿を,第2回投票のときに全会員に通知する.ただし各第1次候補者の第1回投票における得票数等は公表しない.
  5. 第2回投票は,前項の第1次候補者名簿の中から選んで投票し,その結果に基づき.次の順位にしたがって推薦順位表を作る:
    日本数学会推薦学術会議会員会員候補
    国際数学連合理事で日本数学会会員である者
    任期の間に国際数学連合理事となることが確定している日本数学会会員
    第1次候補者,ただし第2回投票の得票順.
  6. その後学術会議からの委員推薦依頼があったときに,その推薦者数だけの候補者を前項の順位表にしたがって選び,推薦する.ただし,各分野,各地区から選ばれた委員が少なくとも1名は入るように調整する.この際すでに学術会議会員になっている者は除く.また,得票数の同じ者が複数あることによって必要な推薦者数を越える場合はその中から理事会が候補者を決定する.
  7. 数研連の委員に欠員が生じこれを補充するときには,上記第5項の順位表において数研連委員でない者を最上位の者から必要な数だけ選び,推薦する.ただし国際数学連合理事あるいは数研連の任期の間に国際数学連合理事となることが確定している日本数学会会員で数研連委員でない者がある場合にはその者を優先して推薦する.同順位にある者が複数あることによって欠員の数を越える場合はその中から理事会が推薦候補を決定する.

11.支部・分科会からのお知らせ

支部と分科会の活動報告,通知等は「支部便り」,「分科会便り」の各欄を見て下さい.

12.学術委員会報告

平成12年3月27日(年会初日)早稲田大学理工学部において標記委員会を開いた.主な審議事項は,

  1. 日本数学会国際研究集会(MSJIRI)
  2. 湘南数学セミナー
  3. Regional Workshop 後継について
  4. その他

であった.それぞれの概要は以下の通りである.

  1. MSJIRI については,2003年度分の公募中 (数学通信4-4)との報告が担当の齋藤委員からあった.
  2. 「湘南数学セミナー」については,担当の小島委員から詳細な報告が示された. 概略は次の通り:
    講師: 楠岡成雄(東京大学)
    テーマ: サイ投げからブラウン運動まで: 現代確率論の世界
    参加者:35名
    日時:12月25日-26日(第5回)
    場所:湘南国際村センター (神奈川県横須賀市)
    今年度もセミナー開催を予定しており,講師等の交渉も目処が立っている.詳細は後日報告する. セミナー後,同所で引き続き開かれた「現代数学入門市民講座」については,次の通り:
    講師: 楠岡成雄
    テーマ:サイ投げからファイナンスまで
    参加者:150 名
    日時: 12月26日
    以上については,参加者からのアンケート調査も行っている(後者の回答率も75%以上).
    なお,いずれも,主催者(日本数学会・湘南国際村協会・かながわ学術研究交流財団),後援者(神奈川県教育委員会・湘南国際村倶楽部)に加え,科学研究補助金研究成果公開促進費「研究科成果公開発表(B)」の補助を一部受けている.
  3. Regional Workshop 後継については,諸条件が複雑で,すっきりした提案がなかなかまとまらず,中間報告として,審議の経過をまとめたものを理事会に提出することになった.その取りまとめは吉川委員長に一任された.
  4. その他としては,次年度(七月以降)の体制が審議された.

(学術委員長 吉川 敦 記)

13.国際交流委員会

(1)羽鳥プロジェクトについてのお知らせ
中国の数学者を招聘するための資金として, 羽鳥浅子氏より「国際交流特別会計」に毎年 50万円の寄付が寄せられております.
国際交流委員会では,この寄付金をもとに 「羽鳥プロジェクト」として,1991年より各年1~3名の数学者を中国より招聘して参りました.
2000 年度についても,下記の要領で招聘 数学者を募集いたしますので,奮ってご応募 下さい.

  • 1.募集対象中華人民共和国の数学者(同 国の国籍を有し,同国に在住の方)
  • 2.募集人数2 名
  • 3.支給経費往復国際航空運賃と滞在費の 援助(一応 25万円を限度とお考え下さい)
  • 4.提出書類(1)招聘数学者の履歴書
    (2)招聘数学者の業績リスト
    (3)推薦理由
    (4)推薦者(世話人)の氏名,所属, 連絡先,電話番号,fax, e-mail
  • 5.提出期限2000年8月31日
  • 6.提出先日本数学会事務局(「羽鳥プロ ジェクト応募」と明記のこと)

現在,羽鳥プロジェクトにより支給できる 経費には限りがありますが,他の機関や助成 団体からの助成金と合わせて,招聘の計画を 立てていただければ大変幸いです.

(2)国際交流委員会では,現在経済的に困 難な状況に陥っている地域における数学の発 展および数学者の交流を促進するため,それ らの地域で開催される国際研究集会に対して, 財政的な援助をすることができます.
2001年4月1日から 2002年3月31日までに開催される国外研究集会に対して援助を希望される方は,以下の要領で数学会事務局宛ご応募下さい.

国外研究集会援助規則

●援助の条件

  1. 経済的に困難な状況にある地域で開催 されること.
  2. 日本数学会会員がその研究集会に組織 委員,プログラム委員または招待講演者 のいずれかの形で関係していること.
  3. その研究集会の報告集が出版され,そ の報告集に数学会の援助が銘記されるこ と.報告集を1部日本数学会に寄贈する こと.

●援助の決定

  1. 申請は,当該研究集会に関係する日本 数学会会員が行う.
  2. 申請に対して国際交流委員会が審査の 上,援助を決定する.
  3. 援助を受けた研究集会終了後,申請者 は速やかに研究集会の報告を国際交流委 員会に提出するものとする.

●申請書類

  1. 研究集会名,主催者名,開催地,期間, 組織委員とプログラム委員の名簿
  2. 研究集会の内容と目的,主な講演者名
  3. 数学会の援助の必要性を示す資料(研 究集会開催のための予算と財源の概要)

●申請期限

2001年2月末日

(3)国際交流委員会では,来日数学者に対 して以下の条件で講演の援助をしております. 希望される方は数学会事務局に申請書類をご 送付下さい.
援助の対象となる講演の要件と条件は以下 の通りです.

  1. 文部省,学振,科研費のいずれかよりの援助のないもの.
  2. 1会計年度に来日数学者1人1回に限る.
  3. 同一年度に複数回申請し1回目が採択された場合2回目以降は不利になる.
  4. 援助を受けた場合には講演終了後,講演記録をワープロで作成し提出する.

申請書類には,以下の項目を書いて下さい.

  1. 講演者の氏名,所属,職名,年齢
  2. 滞在期間
  3. 渡航費,滞在費の出所
  4. 援助を必要とする理由
  5. 講演予定日時,場所,題目
  6. 世話人の氏名,所属,連絡先,電話番号,fax,e-mail
  7. 振込先銀行名,支店名,口座番号,名義人氏名(フリガナ付)
  8. 講演者についての紹介.

(4)1999年度に援助した来日数学者の講 演は次の2件です([ ]内は講演日と申請 者).

W. Karwowski (Wroclaw Univ.) [6/4,小谷眞一]
K. A. Goebel (Maria Curie-Sklodowska Univ.)[1/13,高橋 渉]

上記(1)~(3)の募集内容等の詳細や 不明な点については,
石井仁司(国際交流委員会委員長)
〒192-0397 八王子市南大沢1ー1
東京都立大学大学院理学研究科数学専攻
e-mail:hishii@comp.metro-u.ac.jp
までお問い合わせ下さい.
(国際交流委員会委員長 石井仁司 記)

14.広報委員会報告

(1) 年会に先立つ 3月26日, 早稲田大学理工学部で記者発表会を行いました. 数学会からは草間時武大会委員長,橋本喜一朗実行委員長,松本幸夫理事長,日本数学会賞春季賞受賞者 中島啓氏,代数学賞紹介者 桂利行氏および矢野公一広報委員長が出席し,日本数学会の紹介,年会の概容説明,春季賞の発表および受賞者紹介,代数学賞の発表および受賞者紹介を行いました.報道機関等からは 2社の参加がありました.

(2) 同じく3月26日,早稲田大学理工学部で市民講演会を開催しました.今回講師は 松本幸夫理事長(東京大学), 岡本和夫(東京大学)の二氏で,約 250名の参加がありました.
開催および広報に関するほとんどの事務をご負担頂いた早稲田大学の上野喜三雄氏に感謝いたします. (矢野公一 記)

15.Advanced Studies in Pure Mathematics 報告

1.第26巻が出版されました.

Analysis on Homogeneous Spaces and Repres-entation Theory of Lie Groups, Okayama-Kyoto (Editors: Toshiyuki Kobayashi(Chief), Masaki Kashiwara, Toshihiko Matsuki, Kyo Nishiyama, Toshio Oshima)(本文359ページ)が出版されました.国内販売価格は9500円(税別)で,一冊の単価が税込みで一万円以下になります.多くの方に購入していただけますようお願いします.
(近日中に第27巻以下のいくつかの巻の出版が予定されています.)

2.ASPM編集委員の交代.

任期満了のため,小田忠雄(前編集委員長),井川満,森田茂之,向井茂の委員が本年6月末をもって交代します.いままでの ASPMへの貢献ありがとうございました.後任の新しい委員として,儀我美一,橋本喜一朗,河野俊丈,宮岡洋一の各氏が加わる予定です.(理事会の承認を必要とします.) 坂内,加藤,西川,谷崎,新井,野口は委員を継続します.ASPMにふさわしい企画をお持ちの方は相談の窓口として,これら委員のどなたかに連絡をとっていただけますようお願いします.
(ASPM編集委員長 坂内英一 記)

16.平成12年度科学研究費補助金審査報告

数学通信4巻1号にあります,昨年度の丸山正樹氏の報告に引き続いて,本年度科学研究費補助金の審査に関して報告します.
本年度,数学分科で審査の対象となった細目は昨年と同じで
    301 代数学
    302 幾何学
    304 数学一般
    305 基礎解析学
    306 大域解析学
の5細目です.種目も昨年通りで,基盤研究A,B,C,奨励研究A及び萌芽的研究です.今年度から科学研究費の管轄が日本学術振興会に移りましたが,審査は従来通り書面による第1段審査と合議による第2段審査とで行われています.ただ,今回から審査委員が倍増されました.
第1段審査委員は各細目で12名となり,内6名は基盤研究AとBの審査を,3名は基盤研究C,3名は奨励Aと萌芽的研究の審査を行いました.また,第2段審査委員は2名が基盤研究A,B(展開を除く)の審査を他の2名が基盤研究C,奨励A,萌芽的研究の審査に当たりました.
基盤研究Aでは第1段審査委員6名の得点の総計によって順位がつけられます.第2段審査での順位の逆転は,かなり説得力のある理由付けが必要となります.
基盤研究A以外の種目では各審査委員の審査結果の評点をt分布による補正を行った評点の総計に基づき,各細目毎に順番がつけられます.
第2段審査ではこれらの順番に基づき,各細目毎に採択件数の目安の80%までの順位に入った申請は特段の理由がない限り採択することが要請され,残りの採択は原則として採択件数の目安の120%までに入った申請から行うように要請されます.ただし,基盤Bでは第2段審査委員の裁量の余地はほとんどありません.基盤C,萌芽,奨励の場合は第2段審査委員は,各細目の80%から120%までの順位に入った申請からどれを採択をするかが主要な任務となります.つまり8割までは第1段審査だけで決まり,残りは第2段審査委員の裁量が可能ですが,短時間の審査でもあり,第1段審査委員の記したコメントや収集した資料等を参考にして,全体的な視点から点数を見直したり,必要ならば同点者に順位をつけたり,するのが精一杯であり,第1段審査の比重は極めて重いものです.
今回の審査を経て気付いた点をいくつか記しておきます.
まず,審査の評点が基盤研究A以外ではt分布で補正されるということの意味が第1段審査委員の中に十分に認識されていなかったのではないかという点があげられます.5段階の評点で5,4しかつけていないものがあり,ほとんど5,4,3しかつけられていないものが多数ありました.5,4しか評点をつけないでt分布補正を行うとほとんど3点の近くになり,全体に低い点数をつけたことになってしまいます.
また,評点1をつけて,コメントがないものも散見しました.全体的にコメントが記されていないか,記されていても第2段審査にあまり役立たなくて,申請書を読み直す必要に迫られた例が多数ありました.限られた時間での第2段審査ですので,比較的時間に余裕のある第1段審査で適切なコメントを記していただくことがぜひとも必要です.
数学の研究内容自体の拡がりだけでなく,数学と関連する境界領域も拡がり,幅広いものになっています.科学研究費の分科・細目が境界領域に対して適切に対応することは必ずしもできていませんので,申請されたものに対しては,できるだけ申請者の意図をくみ取り,「よい申請だが,この細目ではない」といったコメントは避けて下さるようにお願いします.科学研究費の各細目につけられたキーワードはあくまでも目安であり,キーワードにない申請も考慮する必要があるのは申請者の立場に立てば明白です.
今後もしばらくは現行の審査方式とそれほど違わない方式がとられると思われます.第1段審査委員になられた方々に,これらの点を十分考慮した審査をして頂くようお願いしたいと思います.今後多くの方々に第1段審査委員として協力をお願いすることになります.そのため,日本数学会としては,評価のあり方に関してのオープンな議論を行う必要があるでしょう.
基盤Aの申請件数が年毎に減っていることに注意したいと思います.今年度は数学が獲得できる研究費の額が前年の2/3になっています.基盤Aへの申請件数と申請額をともに高める必要があります.また,申請金額に対する交付金額の充足率は次第に高くなり,今年度は予定より1件少なくしか採択できなかったこともあり80%以上になるようです.申請金額については,採択可能な初年度申請額の平均が千万円程度らしいということもあり,額の大きいものばかりでは点数が高くても採択できない場合も考えられ,いろいろな規模の申請をすべきなのではないでしょうか.
来年度の科学研究費補助金の申請については,本年度の方式からの変更は無いようです.ただ,申請の時期が相当早まる可能性があり, 8月締め切りという話もありますので注意が必要です.補助金の各分科への配分は, 基本的には申請件数と申請金額に1/2ずつ比例してきめられます.申請することによって数学への交付金額が増えますので,ひき続きご協力をお願いします.
最後に本年度の採択状況の概略を記しておきます.なお,申請件数等は日本学術振興会の科学研究費補助金ホームページ http://www.jsps.ab.psiweb.com の最新情報をご覧下さい.また,採択課題等については,科学新聞やぎょうせい発行の文部省科学研究費補助金採択課題・公募審査要覧の他,国立情報学研究所情報検索サービス http://webfront.nacsis.ac.jp (採択課題DBは1回30円)でご覧下さい.


採択状況
  基盤研究A   交付予定金額 66,500千円
   継続       32件
   新規申請     27件
   新規採択     7件

  基盤研究B
   継続       96件
   新規申請    195件
   新規採択     59件 

  基盤研究C   交付予定金額 624,900千円
   継続       297件 328,300千円
   新規申請     929件
   新規採択 301 49件
        302 40件
        304 46件
        305 49件
        306 26件

  萌芽的研究  交付予定金額 58,500千円
      継続          41件  31,000千円
      新規申請     194件
      新規採択  301  6件
                302  5件
                304  6件
                305  5件
                306  3件

  奨励研究A   交付予定金額 218,100千円
      継続         108件  97,400千円
      新規申請     386件
      新規採択  301 27件
                302 22件
                304 25件
                305 18件
                306 18件

(科研費問題専門委員 望月 清 記) 

17.来日数学者について

本会に連絡がありました1999年4月1日から2000年3月31日までに滞在期間が含まれる来日された数学者は下記の方々です.
[ ]内は世話人です.

D. Uglov (ITP, State Univ. of NY at Stony Brook)
  1996.7.1-1999.9         [三輪  哲二]
J. Zhu (厦門大)
  1996.10.8-1999.9.30     [岡本  久]
Y. Michev (Forestry Univ.)
  1997.10.2-1999.10.1     [三輪  哲二]
G. Katona (Math. Inst. Hungary)
  1997.11.25-1999.11.24   [加納  幹雄]
T. Baker (Univ. of Melbourne)
  1998.7.9-1999.6.30      [三輪  哲二]
M. Blume (Princeton Univ.)
  1998.8.10-1999.8.9      [大堀  淳]
L. Soukup (Hungarian Acad. of Sci.)
  1998.10.28-1999.12.31   [渕野  昌]
U. Jannsen (Math.Inst.der Univ. zu Koeln)
  1998.11.7-1999.4.18     [伊原  康隆]
V. Masek (Washington  Univ.)
  1998.12.16-1999.5.15    [藤田  隆夫]
Y.G. Prokhorov (Moscow State Univ.)
  1999.2.1-2000.1.31      [石井志保子]
I. Cherednik (Univ. of North Carolina at Chapel Hill)
  1999.2.25-1999.5.25     [三輪  哲二]
D. Barlet (Inst. Elie Cartan, Univ. Henri Poincare- Nancy I)
  1999.3.10-1999.4.12     [柏原  正樹]
V.B. Mehta (タタ基礎研究所)
  1999.3.25-1999.5.3      [丸山  正樹]
K. U-hang (韓国慶北国立大)
  1999.3.25-1999.6.21     [高木  亮一]
R. Bautista (UNAM数学研究所)
  1999.3.28-1999.5.6      [山形  邦夫]
S. Mohrdieck (Univ. Hamburg)
   1999.4.1-1999.9.30     [斎藤  恭司]
B. Cockburn (Minnesota Univ.)
  1999.4.11-1999.4.17     [岡本  久]
A. Silverberg (Ohio-State Univ.)
  1999.4.21-1999.5.23     [百瀬  文之]
Y. Oono (Univ. of Illinois, Urbana-Champ)
  1999.5.14-1999.7.15     [高橋陽一郎]
P. Milman (Univ. of Toronto)
  1999.5.15-1999.6.15     [小池  敏司]
K. Wojcienchowski (UPUI, U.S.A.)
  1999.5.29-1999.6.5      [前田  吉昭, 森吉  仁志 ]
M. Dobois-Violette (Orsay Univ.)
   1999.5.29-1999.6.5     [前田  吉昭, 綿村  哲]
P. Severa (IHES, France)
   1999.5.29-1999.6.6     [前田  吉昭]
V. Ovsienko (CNRS, Luminy)
  1999.5.29-1999.6.10     [前田  吉昭]
P. Lecomte (Liege Univ.)
  1999.5.29-1999.6.12     [前田  吉昭]
O. Grandijean (Harvard Univ.)
  1999.5.30-1999.6.4      [前田  吉昭, 綿村  哲]
T. Kimura (Boston Univ.)
  1999.5.31-1999.6.6      [前田  吉昭]
D. Sternheimer (Univ. de Bourgogne.)
  1999.5.31-1999.6.12     [前田  吉昭, 荒木不二洋]
L. Faybusovich (Univ. Notre Dame)
  1999.6.1-1999.6.30      [中村  佳正] 
B. Feigin (Landau Inst. for Theor. Phys.)
  1999.6.1-1999.8.31      [三輪  哲二]
R.Y. Donagi (Univ. of Pennsylvania)
  1999.6.1-1999.8.31      [斎藤  恭司]
R. Wendt (Univ. Hamburg)
  1999.6.4-1999.6.30      [斎藤  恭司]
V.K. Tuan (Kuait Univ.)
  1999.6.11-1999.7.11     [西郷  恵]
M.A. Sattar (Univ. of Rajshahi)
  1999.6.12-1999.9.9      [伊東  由文]
J. Osterberg (Univ. of Cincinati)
  1999.6.25-1999.6.28     [平野  康之]
松木謙二 (Purdue Univ.)
  1999.6.27-1999.7.9      [森  重文]
S. Lee (Korea Inst. For Adv. Study)
  1999.6.29-1999.7.2      [森  重文]
A. Belavin (Landau Inst.for Theor. Phys.)
  1999.7.1-1999.7.29      [三輪  哲二]
M. Lashkevich (Landau Inst. for Theor. Phys.)
  1999.7.1-1999.7.30      [三輪  哲二]
小野  孝 (Johns Hopkins Univ.)
  1999.7.1-1999.7.30      [木田  雅成]
可知  靖之 (Johns Hopkins Univ.)
  1999.7.1-1999.7.15      [木田  雅成]
S. Loktev (Independent Univ. of Moscow)
  1999.7.2-1999.8.2       [三輪  哲二]
G. Dito (Bourgogne Univ.)
  1999.7.3-1999.8.26      [小嶋  泉]  
Y.L. Wagner (Darmstadt Inst. of Tech.) 
  1999.7.6-1999.8.27      [室田  一雄]
R. Kedem (Univ. of Massachusetts)
  1999.7.9-1999.7.18      [三輪  哲二]
A. Sebbar (Univ. of Ottawa)
  1999.7.11-1999.8.11     [斎藤  恭司]
V.L. Toledano (Univ. de Paris VI)
  1999.7.18-1999.9.5      [柏原  正樹]
V. Goryunov (The Univ. of Liverpool)
  1999.7.21-1999.8.15     [泉屋  周一]
Y.-W. Choe(Catholic Univ.of Taegu-Hyosung)
  1999.7.27-1999.8.26     [石川  晋]
J. Beck (Univ. of Chicago)
  1999.8.2-1999.8.31      [三輪  哲二]
J.-P. Brasselect (CNRS)
  1999.8.4-1999.8.18      [斉藤  恭司]
P. Schapira (Univ. de Paris VI)
  1999.8.8-1999.8.31      [柏原  正樹]
A. D'Agnolo (Univ. de Paris VI)
  1999.8.8-1999.9.4       [柏原  正樹]
A. Parusinski (Anger大)
  1999.8.23-1999.9.15     [福井  敏純]
T. Zamfirescu (Dortmund Univ.)
  1999.9.1-1999.9.30      [塩浜  勝博]
J.-P. Meyer (Johns Hopkins Univ.)
  1999.9.1-1999.11.1      [石井志保子]
S.J. Kovacs (Univ. of Chicago)
  1999.9.1-1999.12.10     [森  重文]
Y.-G. Oh (Univ. of Wisconsin)
  1999.9.1-1999.12.14     [斎藤  恭司]
B.I. Botvinnik (Univ. of Oregon)
  1999.9.2-1999.9.17      [芥川  和雄]
A.D.D. Craik (Univ. of St. Andrews)
  1999.9.2-2000.3.31      [岡本  久]
K.-H. Rehren (Univ. of Gottingen)
  1999.9.5-1999.9.16      [小嶋  泉]  
G. Toth (Rutgers Univ.)
  1999.9.13-1999.10.31    [西川  青季, 大仁田義裕]
O. Riemenschneider (Univ. Hamburg)
  1999.9.17-1999.9.21     [斉藤  恭司]
M. Plum (Karlsruhe大)
  1999.9.26-1999.10.9     [中尾  充宏]
A. Yekutieli (Ben Gurion Univ.)
  1999.10.1-1999.10.10    [宮地  淳一]
D. Simson (Copernics Univ.)
  1999.10.1-1999.10.15    [山形  邦夫]
W. Hoffmann (Humboldt大)
  1999.10.1-2000.3.31     [織田  孝幸]
D.B. Zagier (Max-Plank Inst.)
  1999.10.2-1999.11.27    [斎藤  恭司]
I. Volovich (Steklov Mathematical Inst.)
  1999.10.4-1999.12.1     [大矢  雅則, 渡辺  昇]
D. Sternheimer (CNRS)
  1999.10.14-1999.10.18   [小嶋  泉]
L. Diaz (PCU)
  1999.10.15-1999.11.13   [青木  統夫]
A. Weinstein (Univ. Calif., Berkeley)
  1999.10.16-1999.11.6    [前田  吉昭, 河合  隆裕, 森本  雅治]
F. Magoules (ONERA)
  1999.10.17-1999.10.30   [加古  孝]
石  鐘慈 (中国科学院)
  1999.10.17-1999.11.4    [加古  孝]
原田耕一郎 (Ohio State Univ.)
  1999.10.21-1999.11.4    [八牧  宏美,
吉田  知行]
J.-M. Hwang (Korea Inst. for Adv. Study)
  1999.10.24-1999.10.30   [満渕  俊樹]
P. Loreti (Roma大)
  1999.10.24-1999.11.1    [石井  仁司]
N. Mok (Univ. of Hong Kong)
  1999.10.25-1999.10.31   [板東  重稔]
Y.-T. Siu (Harvard Univ.)
  1999.10.25-1999.10.31   [満渕  俊樹]
E. Lieb (Princeton Univ.)
  1999.10.28-1999.11.8    [谷島  賢二]
A. O'Halloran (Univ. of British Columbia)
  1999.10.29-1999.11.18   [斎藤  恭司]
D. Guzzettib (SISSA-ISAS)
  1999.10.30-1999.11.7    [三輪  哲二, 神保  道夫]
M. Mazzocco (Oxford Univ.)
  1999.10.30-1999.11.7    [三輪  哲二, 神保  道夫]
S. Illman (Helsinki大)
  1999.10.30-1999.11.7    [森本  雅治]
D. Wilcznski (Utah State大)
  1999.10.31-1999.11.7    [森本  雅治]
M. Raussen (Aalborg大)
  1999.10.31-1999.11.7    [森本  雅治]
F. Raymond (Michigan大)
  1999.10.31-1999.11.10   [神島  芳宣]
K. Pawakowski (Adam Mickiewicz大)
  1999.11.1-1999.11.8     [森本  雅治]
J. Dupont (Aarhus大)
  1999.11.2-1999.11.7     [森本  雅治]
P.E. Souganidis (Wisconsin大)
  1999.11.5-1999.11.19    [石井  仁司]
M. Batchelor (Australian National Univ.)
  1999.11.12-1999.11.15   [三輪  哲二]
Z.-Z. Bai (中国科学院)
  1999.11.12-1999.11.21   [森  正武]
C.C. de Figueiredo (Univ. Federal de Minas Gerais)
  1999.11.14-1999.11.17   [長谷川正人]
L.C. de Figueiredo (Univ. Federal de Outo Preto)
  1999.11.14-1999.11.17   [長谷川正人]
V. Alexeev (The Univ. of Georgia)
  1999.11.21-1999.11.27   [浪川  幸彦]
D. Arnaudon (LAPTH)
  1999.11.22-1999.12.6    [三輪  哲二]
E. Ragoucy (LAPTH)
  1999.11.22-1999.12.6    [三輪  哲二]
L.J.R. Frappat (LAPTH)
  1999.11.22-1999.12.6    [三輪  哲二]
J.E. Roberts (Univ. degli Studi di Roma,Tor Vergata)
  1999.12.1-2000.2.29     [小嶋  泉]
F. Bottacin (Padova Univ.)
  1999.12.15-2000.3.14    [斎藤  恭司]
S. Maumary (Univ. de Lausanne)
  1999.12.28-2000.2.26    [小嶋  泉]
A. Kaminska (The Univ. of Memphis)
  2000.1.8-2000.1.16      [加藤  幹雄]
J. Kyeonghoon (Seoul National Univ.)
  2000.1.8-2000.2.8       [三輪  哲二]
I. Kra (SUNY at Stony Brook)
  2000.1.10-2000.1.22     [佐藤  宏樹]
A. Polishchuk (Boston Univ.)
  2000.1.13-2000.1.25     [京大数理研]
L. Maligranda (Lulea Univ. of Tech.)
  2000.1.13-2000.3.12     [加藤  幹雄]
G.van der Geer (Univ. of Amsterdam)
  2000.1.17-2000.1.27     [桂  利行]
A. K. Raina (Tata Inst. of Fund. Res.)
  2000.1.17-2000.1.30     [京大数理研]
K. Kurdyka (Univ. de Savoie)
  2000.1.22-2000.2.6      [福井  敏純, 小池  敏司]
H. Jing (Seoul National Univ.)
  2000.1.28-2000.2.28     [三輪  哲二]
L. Hyeonmi (Seoul National Univ.)
  2000.1.28-2000.2.28     [三輪  哲二]
A. Sebbar (Univ. of Bordeaux I)
  2000.1.30-2000.2.12     [河合  隆裕]
P. Wee Sy (The Univ. of Philippines )
  2000.2.8-2000.3.11      [砂田  利一]
M. Geck (Univ. Paris VII)
  2000.2.24-2000.3.25     [庄司  俊明]
H.P. Schlickewei (Marbarg大)
  2000.3.1-2000.3.30      [平田  典子]
T.-C. Kuo (Univ. of Sydney)
  2000.3.2-2000.3.31      [福井  敏純]
D. Petz (Budapest Univ.of tech. and eco.)
  2000.3.10-2000.3.14.    [小嶋  泉]

2000年4月1日現在来日中及び来日予定の方は下記の方々です.

J.E.J. Garrigue (Univ.Paris VII)
  1995.4.1-               [中島  玲二]
S. Helmeke (Univ.Basel)
  1997.4.1-               [斎藤  恭司]
Y. Stroganov (IHEP)
  1999.4.16-2000.4.15     [三輪  哲二]
T. Baker (Univ. of Melbourne)
  1998.7.10-2000.7.9      [三輪  哲二]
K. Zhai (淅江大)
  1998.7月-2000.6月       [神保  秀一]
Y. Pougai (Landau Inst. for Theor. Phys.)
  1998.9.16-2001.9.15     [三輪  哲二]
P. Slodowy (Universitat Hamburg )
  1999.4.1-2000.3.31      [渕野  昌, 齋藤  恭司]
D.D. Wit (The Univ. of Queensland)
  1999.4.2-2001.4.1       [三輪  哲二]
H. Chen (Zhongshan Univ.)
  1999.7.10-2000.4.30     [石井志保子]
S. Kebekus (Univ. of Bayreuth)
  1999.8.11-2000.8.31     [宮岡  洋一]
L. Paunescu (Univ. of Sydney)
  1999.8.15-2000.6.14     [福井  敏純]
張  賀春 (清華大)
  1999.9.1-2000.8.31      [増岡  彰]
K.A. Behrend (Britiishcolumbia Univ.)
  1999.9.1-2000.6.30      [斎藤  恭司]
E. Getzler (Northwestern Univ.)
  1999.10.1-2000.7.31     [斎藤  恭司]
V. Fridkin (Australian National Univ.)
  1999.10.1-2000.9.30     [柏原  正樹]
N. Katz (Max Planck Inst. fur Mathematik)
  2000.3.1-2001.2.28      [塩浜  勝博]
G. Dito (Univ. de Bourgogne)
  2000.3.16-2000.7.15     [小嶋  泉]
Y. Eliashberg (Stanford Univ.)
  2000.3.21-2000.6.20     [斎藤  恭司]
J. Kacur (Comenius Univ.)
  2000.3月-2000.4月       [菊池  紀夫]
A. Weiermann (Westfalischen Wilhelms Univ.)
  2000.4.11-2000.6.25     [阿部  吉弘]
P.D. Milman (Univ. of Toronto)
  2000.4.17-2000.5.31     [小池  敏司]
I. Ulidowski (Univ. of  Leicester)
  2000.4.18-2000.4.29     [中島  玲二]
N.V. Minh (Hanoi Univ.of Science)
  2000.4月-2001.3月       [内藤  敏機]
由井  典子 (Queen's Univ.)
  2000.4月-2000.5月       [志賀  弘典]
R.0. Roy (Indian Statistical Inst.)
  2000.5.2-2000.10.31     [種村  秀紀]
J. Wolfart (Frankfurt Univ.)
  2000.5.8-2000.5.21      [志賀  弘典]
H. Cohen (Univ. de Bordeaux)
  2000.5.10-2000.5.18     [三宅  克哉]
L. Illusie (Univ. Paris XI)
  2000.5月-2000.9月       [加藤  和也]
H.J. CHOE (KAIST)
  2000.6.20-2001.4.19     [小薗  英雄]
D. Morrison (Duke Univ.)
  2000.6月-2000.6月       [齋藤  政彦]
C. Faber (Ohio State Univ.)
  2000.6月-2000.6月       [齋藤  政彦]
C. Xi (北京師範大)
  2000.6月-2000.7月       [山形  邦夫]
M. Geck (Univ. Lyon I)
 2000.7.2-2000.7.29       [庄司  俊明]
F. Wagner (リヨン大)
  2000.7.4-2000.8.18      [板井  昌典]
J.H. Keum (Konkuk Univ., KAIST)
  2000.7.25-2000.8.7      [飯高  茂]
S. Peng (山東大)
  2000.7.30-2000.8.9      [長井  英生]
R.P. Holzapfel (Berlin Humboldt Univ.)
  2000.7月-2000.8.5       [志賀  弘典]
D. Benson (Univ. of Georgia)
  2000.9.5-2000.9.13      [越谷  重夫]
S. Boecherer (Univ. Mannheim)
  2000.9.8-2000.10.4      [伊吹山知義他]
M. Reid (Warwick Univ.)
  2000.9.15-2000.12.15    [森  重文]
B.C. Scardua (IMPA)
  2000.9.15-2000.11.15    [伊藤  敏和]
A. Dress (Univ. Bielefeld)
  2000.9月-2000.10月      [中村  郁]
F. Oger (Paris VII大, CNRS)
  2000.8月-9月            [坪井  明人]
A.T. Huckleberry (Ruhr Univ. Bochum)
  2000.10.1-2001.5.3l     [小林  亮一]
C.B. Ausia (Univ. of Valencia)
  2000.10.16-2000.12.15   [福井  敏純]
A. Jensen (Aalborg Univ.)
  2000.10月-2001.9月      [谷島  賢二]
J. Mckay (Concordia大)
  2000.11.26-2000.12.2    [中村  郁]
V. Bridgeland (Edinburgh Univ.)
  2000.11月-              [中村  郁]
I. Grojnowski (Cambridge Univ.)
  2000.11月-              [中村  郁]
原田耕一郎 (Ohio State Univ.)
  2000.11月-              [中村  郁]
R. Longo (Roma I 大)
  2000.11月-              [中村  郁]

18.雑誌‘数学’及び欧文誌‘ジャーナル’のバックナンバーについて

1999年の雑誌‘数学’および欧文誌‘ジャーナル’の46巻の在庫処分に引き続き,この度47巻の在庫処分を行うことにいたしました.

  1. 47巻1号から47巻4号(1995年10月発行) までの雑誌を対象とします.
  2. バックナンバー御希望の方は,必ず葉 書で,‘数学’‘ジャーナル’の区別を明記 の上,m巻n号と,希望される雑誌の番号を 明記してお申し込み下さい.電話による申し 込みはご遠慮下さい.なおこの件に関する問 合せも書面にてお願いいたします.
  3. 事務局から郵送する雑誌の宛先を明記 して下さい.
  4. お申し込みのあった雑誌は,在庫のあ るものについては先着順にお送りいたします.
  5. 1冊あたりの価格は‘数学’は一律 500円,‘ジャーナル’は一律 1,000円といた します.また郵送料は実費を負担していただ きます.雑誌発送時に振込用紙を同封いたし ます.
  6. 申し込みの締切日は,2000年10月31日 といたします.
  7. 2000年11月1日以降に,残部は全て廃 棄いたします.

19.新入会員及び退会者について

2000年4月1日入会者および1999年10月1日から,2000年3月31日までの退会者は下記のとおりです.

[新入会員] 54名
竹内善和(近畿大豊岡女短大),森本宏(名大人間情報),今井正城(電通大),信岡克堂,廣門正行(広島市立大情報科),金正道(弘前大理工),山下秀康(名大人間情報),西村治道(名大人間情報),ブレンドルヤーグ(神戸大自然),青木美穂(都立大理),麻生和彦(東大数理),小松亨(都立大理),庄田敏宏(東工大理工),雪江明彦(東北大理),板垣裕也(京大理),齋藤保久(阪府大工),河備浩司(東大数理),田原伸彦(神戸大自然),原田剛宇(阪大理),江端満彦(広島大理),沢田宙広(北大理),山上敦士(北大理),深谷太香子(東大数理),大溪幸子(北大理),加藤淳(北大理),増田哲(同志社大工),姜洪在(筑波大数学),寺嶋郁二(東大数理),山本剛(東大数理),東森信就(京大情報),藤原宏志(京大情報),稲葉昭(東大数理) ,松井宏樹(京大理),竹山美宏(京大数理),井上心(九大数理),福泉麗佳(東大数理),川室圭子(東大数理),望月拓郎(阪市大理),桑原三恵(京大情報),本多泰理(慶大理工),酒井高司(筑波大理工),首藤尚丈(TAS一級建築設計事務所),貞末岳(京大理),高杉秀雄,マーティンゲスト(都立大理),高橋輝彦(東京理大理),藤嶋哲(九大数理),角田正基(放送大教養),鈴木慎太郎(東京理大理工),矢野真道(慶大理工),久保美由紀(奈良女大人間文化),高木悟(早大理工),阿部輝竹(Univ.Texas),Malliavin,M.Paul

[退会者] 89名
早川康弌,川原雄作,和田日出夫,曽根徳順,高橋けん一,柴岡泰光,南條善治,広瀬恒久,萩原博,大山豪,篠崎喜賢,松田崇,寺本武昭,井上政久,熊谷卓夫,平野浩一,山本千秋,王青翔,石川文江,鍋谷清治,駒木悠二,金井康二,北野孝一,古家久子,天野一男,中馬康博,久保雅彦,中里治男,長谷川好平,宍戸栄真,新保経彦,加戸次郎,平原雅明,岸本晶孝,宋亀,大磯和広,菅野仁子,鈴木卓,木原浩,小松信,鈴木正徳,三上雅弘,Petersen,J.-U.H.,金大圭,松尾未佳,王海泉,平坂貢,稲見武夫,山田智哉,赤坂立也,Lu,Min,綿貫亮,神藤利章,平田公一,小林巌,小島誠,西村利男,安藤英夫,笹谷文雄,松宮哲夫,中里和子,阿部英一,北山毅,小野祐三郎,松本章,清野浩一,佐伯雅弘,佐伯佳典,小松尚夫,前田真美,林栄治,高村茂,竹村清昭,會澤邦夫,楊維奇,村瀬元彦, Intissar,A.,Yeh,R.Z.
なお,上記の方々の他に次の方々がご逝去により退会されました.
慎んで哀悼の意を表し,ご冥福をお祈り申し上げます.
春日隆,村上信吾,赤沼誠,丹野修吉,小沢真,大河内茂美,楠純一,岩根博之, Uglov,Denis,大和田広元,加藤敏夫.

20.会費払い込みのお願い

日頃は会費の払い込みにご協力頂きまして,誠にありがとうございます.
この度も,下記の通り宜しくお願い致します.

  • 前期会費を未納の方は,6月末日まで にお払い込み下さい.後期会費も合わせて ご送金頂ければ幸いです.
  • 昨年度会費を未納の方は, 至急お払い 込み下さい.
  • 既にお払い込み済みの方は,なにとぞご容赦下さい.
  • ご送金にあたりましては,会員名簿と じこみの会費払込票をご使用下さい.
  • 学割扱いをご希望の方は,送金毎に, 必ず,在学証明書をお送り下さい.
  • 高齢会費をご希望の方は書面にてお申 し出下さい(生年月日をご記入下さい).

1999年度後期会費   9,000円
 学割・高齢(70歳以上)6,000円
2000年度前期会費   9,000円
 学割・高齢(70歳以上)6,000円
2000年度後期会費   9,000円
 学割・高齢(70歳以上)6,000円

21.井上学術賞候補者募集

(財)井上科学振興財団では,自然科学の基礎的研究で特に顕著な業績をあげた50歳未満の研究者に対して贈られる井上学術賞の受賞候補者(学長推薦)を募っています.この賞は,本会からも多くの受賞者が出ており,一昨年度は楠岡成雄氏が受賞されました.
候補者は本会を含む学会を通じて推薦されま す.本会では,受賞候補推薦委員会での推薦に基づいて理事会が推薦候補者を決定しています.候補者にふさわしい方をご存知でしたら,受賞候補推薦委員(分科会ごとに1名)まで是非ご連絡下さい.
賞の概要は以下の通りです.

  • 1.賞賞状および金メダル,副賞200万円
  • 2.受賞件数5件以内(数学はほぼ2年に1度)
  • 3.応募方法指定された30学会からの推薦 (本会を含む)
  • 4.推薦〆切日本年9月20日(ただし本会からの推薦のためには,上記の手続きを必要としますので,受賞候補推薦委員への連絡は遅くとも6月初めまでにお願いします.)
  • 5.照会先(財)井上科学振興財団
    〒150-0033 渋谷区猿楽町11-20
    電 話 03-3477-2738
    FAX 03-3477-2747

なお同財団では優秀な博士論文に対する研究奨励賞も募集しています.これは各大学学長を 通じて推薦されますので,大学事務にご照会下さい.