日本数学会の出版物
日本数学会 会報 89
1.1998年度秋季総合分科会について
1998年度秋季総合分科会は大阪大学豊中キャンパスにおいて,下記のとおり行 わ れます.
- 場所豊中市待兼山1ー1 大阪大学
- 日時1998年9月30日(水)より10月3日(土)まで
a)企画の特別講演について
1997年度年会より,日本数学会の理事会および学術委員会で特別プログラム を組んでいます.これは,大学院生等若い会員が学会に参加してより意義あるもの にすることを目的としています. 具体的には,年会の第1日,第3日,第4日の 3日間,13:00~14:00の1時間に企画特別講演を複数並行して行います.
したがって各分科会,セッションの一般講演,特別講演の通常プログラムは午前中 と午後2時以降となります.なお,第2日は従来通り総合講演を行います.実際の 講演者,題目等については現在計画中です.詳しくは8月末にお送りする秋季総合 分科会プログラムを御参照下さい.
b)講演申込について
この会で講演することを希望される会員は,1997年度会員名簿にとじこまれ ている講演申込書に記入してお申込下さい.その際会員番号を必ずご記入下さい. 数学会では,1995年度日本数学会秋季総合分科会(於東北大学)よりセッシ ョン「無限可積分系」を新設致しました.講演の発表,募集はこれまでの分科会と 同じように公募形式を取り,アブストラクト集の作成,特別講演も分科会と同様に 行われます.講演希望の方は,講演申込書の「希望分科」欄に「無限可積分系」と お書き下さい.
複数の講演を希望される場合は,題目ごとに一枚の講演申込書を用いて下さい. 複数の分科会あるいはセッションにわたる場合は,その分科会名あるいはセッショ ン名を講演申込書の備考欄にご記入下さい.また,OHPの使用を希望される方は その旨講演申込書の備考欄に朱書して下さい.
なお,大会運営上時間及び講演件数を制限させて頂く事もあります.
予稿(アブストラクト)原稿も,下記の注意に従ってご提出下さい.
- 講演申込先〒560-0043 豊中市待兼山町1ー1大阪大学大学院理学研究科
日本数学会秋季総合分科会委員長 宮西 正宜 宛
封筒の表面に “講演申込” と朱書のこと. - 申込締切6月29日(月)までに申込先に到着するようお送り下さい. (締切後の追加申し込みは受け付けられません.)
- 申込件数の制限応用数学分科会では,申込件数を1人当たり2件以内とします.
- 申込用紙各題目ごとに,名簿とじこみの用紙,またはそれと同じ形 式のものを用いて下さい.
- 予稿原稿名簿とじこみの下敷きと同様のフォーマットでお作り下さい.
- キ-ワ-ド・分類コ-ド函数論,応用数学,統計数学各分科会への講演申 込に当っては,それぞれ次の分類コードから選んで 講演申込書の備考欄にキ-ワ-ド等を記入して下さい.
- 函数論分科会1[1変数函数論],2[多変数函数論]
- 応用数学分科会1[解析系応用数学],2[離散系応用数学],3[その他]
- 統計数学分科会1[確率論,確率過程論],2[計画数学],3[確率分布,標本分布,乱数],4[実験計画法],5[多変量解析],6[時系列解析],7[ノンパラ,メトリック解析],8[漸近理論],9[応用統計],10[推測理論](3~7に含まれないもの),11[その他]
上の分類コ-ドは,講演申込数の動向などに応じて改訂を検討することに なっておりますので,ご意見を代表評議員(予稿原稿送り先)迄お寄せ下さい.
c)予稿集について
各分科会,セッションとも予稿原稿に従って講演予稿(アブストラクト)集を作 ります.
(1)基礎論・代数・幾何・函数論・函数方程式論・実函数論・函数解析・トポロ ジ-分科会・「無限可積分系」セッション
これらの分科会,セッションでは提出された原稿をそのままコピ-印刷致し ますから,名簿とじこみの原稿用紙下敷き(アブストラクト用フォーマット用 紙)と同様のフォーマットで黒インク(または黒のボ-ルペン,濃い黒鉛筆, ワープロ)で丁寧にお書き下さい.長さは,名簿とじこみの下敷き表裏両頁 (900字)以内です.講演申込と同時にご提出下さい.
(2)統計数学分科会
統計数学分科会では予稿集の原稿締切は,講演申込の締切と同時ではなく、 1998年7月24日(金)と致します.原稿送付の際には講演申込のコピー を添付して下さい.送り先は,
〒657-8501 神戸市灘区六甲台1ー1
神戸大学理学部数学教室 樋 口 保 成 宛
です.提出された原稿をそのままコピ-で印刷致しますから,所定の書式に 従い黒インク(または黒のボ-ルペン,良質の2Bの黒鉛筆)で濃く丁寧に お書き下さい.また,ワープロ使用の場合には所定の枠に合わせて下さい.
なお,書式については会員名簿(1995年度版)の下敷きを ご参照下さい.長さについていは表裏頁(900字)以内です. 締切を過ぎて到着した原稿は予稿集に収録できないことがありますからご注意下さい.
(3)応用数学分科会
応用数学分科会(別記のように申込件数は2件までに制限)では予稿集用 の原稿締切は講演申込締切と同時ではなく,1998年7月24日(金)と 致します.送り先は,
〒153-8913 目黒区駒場3ー8ー1
東京大学大学院数理科学研究科 俣 野 博 宛
です.提出された原稿は,そのまま原寸でコピー印刷しますから,所定の書 式に従い黒インク(又は黒のボールペン,ワープロ)で楷書で丁寧にお書き 下さい.なお,書式については会員名簿の下敷きをご参照下さい.長さは, 1件当り4頁以内とします.
d)会合の申込について
各分科会または研究団体で,会合のために部屋の準備を必要とされる場合は, ①会合の名称,②責任者の氏名・連絡先,③使用の日時・人数,④弁当の有無 等を明記した書面を下記に提出下さい.なお,期限後の申込については,会場 確保が不可能となる場合もあります.
申込先:〒560-0043 豊中市待兼山町1ー1
大阪大学大学院理学研究科
日本数学会秋季総合分科会委員長 宮西 正宜 宛
封筒の表の面に“会合申込”と朱書のこと.
申込締切:6月29日(月)必着
e)
「無限可積分系」セッション新設は1995年度第1回評議員会で提案され,第 2回評議員会で設置が認められました.このセッションについては,日本数学会理 事会の責任において行うものですが,今回の実務的な責任者は山田裕史氏(北海道 大学)です.
f)
1997年度年会からの企画特別講演として行われている特別プログラムについ ては,1996年度第3回評議員会において,了承されたものです.企画特別講演 の講演者については分科会評議員,および「無限可積分系」セッション責任者から の推薦をもとに,理事会で決定いたします.なお,アブストラクトは総合講演アブ ストラクトとあわせて作る予定です.この特別プログラムについても開催校に御苦 労をおかけすることになりました.大阪大学関係各位に感謝申し上げます.
2.年会,総合分科会における一般講演について
年会,総合分科会において一般講演ができるのは日本数学会会員に限ります(昭和 57年度の理事会で確認). 講演を申込まれる会員は申込用紙に会員番号を必ずご記 入下さい.日本数学会に入会予定の方で講演希望の方は,講演申込用紙にその旨書き 添えて下さるとともに,入会手続をして下さい.
なお,まだ入会していないが講演を希望している方を御存知の会員は,その方に上 記のことをお知らせ下さい.
3.学会講演でのOHPの原稿について
最近数学会の年会や秋季総合分科会での講演でのOHPの使用が多くなってきまし た. 限られた時間ですから,有効に使うと良い発表ができます.
一方,得られた成果を全部発表しようとする余り,時間に比べてあまりにたくさんの OHPシートを準備し,その結果次から次へとシートが変わって,聴衆は何もわからな い,という逆の効果を生じている講演も少なくありません.また,1枚のシートに小さ い字で一杯書いてあって,前の方でもよく見えないというケースもあります.このよう な不満が何人かの会員の方々から寄せられています.
人にもよりますが,OHPシートは大体3分間に1枚が目安ではないかと思われま す. 1ページあたりの行数は8行程度が遠くからでも見易いと思います.図表の利用など工 夫を凝らしたシートを準備され,OHPを活用した講演を行うことが結局は最も印象深 いのではないでしょうか.詳細な数式は予稿集を活用するなどして見たらいかがでしょ うか.また,これも人によりますが,OHPシートは手書きの方が読みやすい,というこ ともあります.TeXを利用するときれいなシートができますが,100人を越える教 室での発表の効果は20人程度の研究会の場合とは異なります.予稿集とOHPシート は同じではありません.
大学院生を初めとする若い会員の皆様にとっては特に大切な発表の場でもありますの で,ここにあえてお願いする次第です.
4.1998年度役員及び委員について
本年度の役員および委員は,定款ならび に細則に定められたそれぞれの手続きに従 って次の方々に決定しました.
理事長 浪川 幸彦 理 事 井川 満 浦川 肇 桂 利行 儀我 美一 楠岡 成雄 砂田 利一 浪川 幸彦 野口潤次郎 深谷 賢治 真島 秀行 松本 幸夫 丸山 正樹 監 事 飯高 茂 岡本 和夫 藤原 大輔 評議員 浦川 肇 桂 利行 儀我 美一 砂田 利一 浪川 幸彦 野口潤次郎 深谷 賢治 松本 幸夫 丸山 正樹 [北海道] *津田 一郎 三波 篤郎 [東 北] *新井 仁之 武元 英夫 [関 東] 楠岡 成雄 斎藤 秀司 辻岡 邦夫 *中村 玄 杉田 公生 平田 典子 [中 部] *江尻 典雄 竹内 茂 児玉 秋雄 [京 都] 松本和一郎 宮岡 洋一 *齋藤 裕 [阪 神] 石井 博昭 小山 晃 *早川款達郎 [中国・四国] *深石 博夫 藤井 道一 隅広 秀康 [九 州] *若山 正人 上村 英樹 工藤 愛知 [数学基礎論] 渕野 昌 *田中 一之 [代数学] 向井 茂 *三宅 克哉 [幾何学] 小磯 憲史 *伊藤 光弘 [函数論] 佐藤 宏樹 *水田 義弘 [函数方程式論]高野 恭一 *井川 満 [実函数論] 宮地 晶彦 *大春慎之助 [函数解析学] 幸崎 秀樹 *野村 隆昭 [統計数学] *樋口 保成 赤平 昌文 [応用数学] 中尾 充宏 *俣野 博 [トポロジー] *森本 雅治 小島 定吉 [編集会] 真島 秀行 後藤 四郎 (*支部,分科会連絡責任評議員) 受賞候補推薦委員 渕野 昌 向井 茂 佐々木 武 加藤 崇雄 石井 仁司 大春慎之助 幸崎 秀樹 大和 元 三村 昌泰 河内 明夫 および理事 ジャパニーズジャーナル編集委員 伊藤 雄二(編集委員会責任者) 土屋 昭博 小田 忠雄 増田 久弥 大島 利雄 「数学通信」編集委員会 数学通信 楠岡成雄(編集委員長) 担当理事 桂 利行 出版担当理事 松本幸夫 支部評議員 北 海 道 三波篤郎 東 北 新井仁之 関 東 杉田公生 中 部 児玉秋雄 京 都 斉藤 裕 阪 神 小山 晃 中国・四国 隅広秀康 九 州 若山正人 「数学」編集委員会 真島秀行 事 務 長 水谷優子
5.1998年度各種行事日程の予定
- 年会:名城大学 3.26(木)~3.29(日)
- 第1回評議員会(本年度理事,理事長,監事,各種委員決定 3. 26(木)
- 第2回評議員会(本年度予算案決定,前年度決算承認 4.18(土)
- 会告(総会通知)発送 5. 8(金)
- 総会 5.23(土)
- 「数学通信」3巻1号 発送 (会報89号・秋季総合分科会講演募 集)5.29(金)
- 秋季総合分科会講演申込締切 6.29(月)
- 秋季総合分科会プログラム速報発送 7.下旬
- 「数学通信」3巻2号 発送(会報90号・秋季総合分科会プログラム など)8.28(金)
- 秋季総合分科会:大阪大学豊中キャンパス 9.30(水)~10. 3(土)
- 第3回評議員会 9. 30(水)
- 「数学通信」3巻3号 発送(会報91号・次年度年会講演募集,)1 1. 6(金)
- 次年度年会講演申込締切 12.13(金)
- 次年度年会プログラム速報発送 12.下旬 - 1.上旬
- 次年度評議員候補推薦締切(正会員25名以上の推薦を含む)1999. 1.20(水)頃
- 第4回評議員会1.23(土)
- 次年度評議員選挙の投票用紙発送 2.10(水)
- 次年度評議員選挙の投票締切 2.24(水)
- 「数学通信」3巻4号(会報92号・年会プログラム)発送 2. 24(水)
- 本年度最終理事会 3. 6(土)
6.1998年度日本数学会賞春季賞の授賞について
選考委員会での審査の結果に基づき,小澤徹氏が‘非線形シュレディンガー方程式 の研究’に関する業績により賞に選ばれ,3月27日年会会場で授賞式並びに同氏に よる‘非線型シュレディンガー方程式の散乱理論 ー故岩崎敷久教授に献ぐー’ の記念総合講演が行われました.
7.伊原康隆氏が日本学士院賞を受賞
伊原康隆氏(京都大学数理解析研究所)が「数論の研究」の業績により, 1998年度の日本学士院賞を受賞されることになりました.
8.1998年度年会について(報告)
標記年会は,3月26日(木)より 3月29日 (日)まで4日間にわたって,名城大学におい て開催されました.この会で行われた講演数は,総合講演2,企画特別講演9, 特別講演29,一般講演322でした.
また,3月29日には市民講演会,「学習指導要領改定について」 の懇談会も行われました.
9.日本数学会関孝和賞候補者の推薦
募集について
内規に基づき,本年度の関孝和賞推薦募集 を行います.要領は下記の通りです.
- 趣旨(内規第1条)日本数学会関孝和賞は,個人または団体を対象として長年 にわたり数学の研究業績以外の功績によって数学の発展に寄与し,それを通 して学術文化の向上に特に顕著な貢献をした個人または団体に対しこれを授 与する.
- 募集(内規第2条)理事長は毎年5月に会員に関孝和賞の候補者についての推 薦を求め,8月末日をもって推薦を締め切る. 候補者の推薦には日本数学会会員の10名以上の署名を必要とする. 推薦があった場合には,理事・評議員・理事長経験者から選ばれた選考委員会が組織さ れ,その答申を受けて理事会が受賞者1名以内を決定します.(必ずしも毎年受賞す るわ けではありません.) 受賞者がある場合,授賞式は原則として年会(来年4月)に 行わ れ,賞状及び副賞としてメダルと関孝和全集が授与されます.(理事長 浪川幸彦記)
10.1999年度年会及び総合分科会について
標記年会は,学習院大学に開催をお願いし ております.大会委員長は黒田成俊教授です.期日は 1999年3月25日 (木)~ 28日(日)4日間の予定です.
また,標記総合分科会は広島大学にお願い しております.大会委員長は松本尭生教授で す.日程は9月27日(月)~ 30日(木)の4日間の予定です.
11.支部・分科会からのお知らせ
支部と分科会の活動報告,通知等は「支部便り」,「分科会便り」の各欄を見て下 さい.
12.学術委員会報告
- 当委員会の新担当理事は 井川 満 理事になりました.
- 第9回日本数学会国際研究集会, MSJ-IRI(2000年度開催)のテーマを公募中 です.応募用紙は,数学通信第2巻4号,92頁にあります.締め切りは,5月31 日です.
これまでの開催者による座談会記録が79頁にありますのでご参照下さい. - 日本数学会Regional Workshopは随時受け付け中(数学通信第2巻3号,45頁参 照) ですが,今年度で試行期間が満了します.3月の理事会で,以下に述べます高木泉案 が認められましたので,今年度は4件開催が予定されていることになります. 財政的には,数学会からの援助が各回50万円を基準とし,科学研究費の状況変化を 考慮しそれらを有効利用しながら運営しています.88頁に寶来正子氏による MSJーRWの実施例報告がありますので合わせてご覧下さい.
既開催分も含めて手持ちの資料をまとめると以下のようになります.
-
題目:実解析的方法の非線形波動発展方程 式への応用.
代表者: 柴田良弘(筑波大).
開催期間:1996年12月2日~12日,1997年1月13日~23日.
開催場所:筑波大学.
主な講演者:A. Kazhikhov(東工大客員教授,ノボシビルスク流体力学研究所),G.P. Galdi(Ferrara大),R. Farwig(Darmstadt大),小園英雄(名大),山崎昌男(一橋 大). -
題目:型理論と証明論.
代表者:寶来正子(東工大).
開催期間:1997年9月8日~18日.
開催場所:東京工業大学.
組織委員:H. Barendregt(Nijmengen大), M.Dezani(Torino大),長谷川立(東 大),岡田光宏(慶応大),横内寛文(群馬大)
講演者:S. Beradi(Torino大),S. Hayashi(Kobe大), 他13名.
参加者数:56名(国内41名,国外15名). -
題目:Cone-Manifolds and Hyperbolic Geometry.
代表者:小島定吉(東工大).
開催期間:1998年7月1日~10日.
開催場所:東京工業大学.
組織委員:S. Kerckhoff(Stanford大), S.Kojima(TIT), K. Oshika(Tokyo), T. Yoshida(TIT).
主要参加者:相馬輝彦(東京電機大),作間誠(阪大),C. Hodgson(Melbourne大), D. Cooper(UC Santa Barbara), J. Porti(CNRS, Ecole Normale Sup.de Lyon), A. Casson(Berkeley).
電子便:msj-rw@is.titech.ac.jp
電網頁:http://www.is.titech.ac.jp/ msj-rw/ -
題目:超平面配置をめぐる数学.
代表者:岡睦雄(東京都立大).
開催期間:1998年7月13日~18日.
開催場所:東京都立大学.
組織委員:岡睦雄(東京都立大),寺尾宏明(東京都立大). プログラム委員:R. Randell(Iowa大), M. Falk(Northern Arizona大).
主講演者: P. Orlik(Wisconsin大).
電子便: oka@comp.metro-u.ac.jp (this is better) or oka@math.metro-u.ac.jp -
題目:Concentration Phenomena in Elliptic and Prabolic PDEs.
代表者:高木泉(東北大).
開催期間:1998年7月30日~8月11日.
開催場所:東北大学理学部数理科学記念館(川井ホール).
主講演者:四ツ谷晶二,永井敏隆,高木泉,Chang-Shou Lin,Wei-Ming Ni, Peter Bates, Paul Rabinowitz.
電子便: takagi@math.tohoku.ac.jp -
題目:偏微分方程式の逆問題.
代表者:山本昌宏(東大).
開催期間:1999年1月18日(月)~1月27日(水).
開催場所:1999年1月18日(月)~1月20日(水)群馬大学(会議形式), 1月21日(木)~1月27日(水)京都大学(チュートリアル).
組織委員:山本昌宏(東大),磯祐介(京大).
主講演者:A. Bukhgeim(Sobolev Institute of Mathematics, Novosibirsk), V. Yakhno(Sobolev Institute of Mathematics, Novosibirsk), V. Isakov (Wichita State University).
電子便: myama@ms.u-tokyo.ac.jp
上記6件についてのお問い合わせはそれぞれの代表者へお願いします. 連絡・御意見は全て,東大数理,野口まで. 学術委員会の電網頁は, http://akagi.ms.u-tokyo.ac.jp/MSJG.html
(学術委員長 野口潤次郎記)
13.国際交流委員会
(1)国際交流委員会では来日数学者に対して以下の条件で講演の援助をしており ます.希望される方は数学会事務局に申請書類をご送付下さい. 援助の対象となる講演の要件と条件は以下の通りです. 1.文部省,学振,科研費のいずれより援助 のないもの. 2.1会計年度に来日数学者1人1回に限る. 3.同一年度に複数回申請し1回目が採択さ れた場合は2回目以降は不利になる. 4.援助を受けた場合には講演終了後,講演記 録をワープロで作成して提出する. 申請書類には,以下の項目を書いて下さい. 1.講演の氏名,所属,職名,年齢 2.滞在期間 3.渡航費,滞在費の出所 4.援助を必要とする理由 5.講演予定日時,場所,題目 6.世話人の氏名,所属,連絡先,電話番号, fax, e-mail 7.振込先銀行名,支店名,口座番号,名義 人氏名(フリガナ付) 8.講演者についての紹介. (2)1997年度に援助した来日数学者の講演は次の12件です.([ ]内は講演 日と申請者).
A. Huckleberry (Ruhr-Univ.Bochum) [5/26, 藤木 明] S. Hutt (Seoul National Univ.) [5/20, 山崎正之] C. Andradas (Univ. Complutense) [6/2, 塩田昌弘] M. Thera (Univ. of Limoges) [10/14, 高橋 渉] B. C. Berndt (Univ. of Illinois) [11/11, 畑 政義] A. Schinzel (ポーランド科学アカデミー) [11/17, 金光 滋] C. Marastoni (Padova 大) [12/17, 岡田靖則] 0. Liess (Bologna 大) [12/18, 戸瀬信之] P. Laubin (Liege 大) [12/18, 内田素夫] A. Kivinukk (Tallinn Pedagogical 大) [1/26, 中嶋真澄] D. N. Dikranjan (Univ. of Udie) [3/7, 川村一宏] R. Dwilewicz (Univ. of Warsaw) [3/15, 赤堀隆夫]
14.広報委員会報告
[事前活動]
数学セミナー,数理科学,サイアスをはじめ新聞社数社に FAX,e-mail にて記者 説明会の情報を提供.
[記者説明会]
今回も,名城大学での年会の前日である3月25日(水)15時から1時間の予定で記 者発表会を行い,以下の項目について説明をしました.
1.日本数学会について 2.1998年日本数学会賞春季賞の受賞者と受賞 業績について 3.第7回日本数学会国際研究集会「類体論」に ついて 4. 指導要領に関する懇談会 5.日本数学会市民講演会について
中日新聞編集局社会部 鵜飼哲也氏,毎日新聞社編集局報道部 郷美津子氏,読売 新聞中部本社報道部 松永成勝氏,シュプリンガー・フェアラーク東京編集企画部 平地豊氏等が参加された.
予定の1時間を大幅にこえ,発表会は2時間になろうとしていました.発表会の後 半は和やかな雰囲気でした.春季賞の受賞者である小澤氏は記者の質問「線形とは, 非線形との違いは」の説明に苦労されていました.
[評議会]
評議会にオブザーバーとして参加し,
○各大学での公開講座の情報を集めていること,
○市民講演会の講師を広く募集していること,
を伝え,協力を依頼しました.
[市民講演会]
学会の最終日の3月29日,14:30 から16:45まで第19回日本数学会市民講演会を開 催しました.今回は会場を学内に設け,広く一般市民の参加を募りました.
講師 丸山正樹氏・京都大学理学研究科
題目「多項式の連立方程式を扱う魔術 ―グレブナー基底―
講師 角田 譲氏・神戸大学工学部
題目「無限に小さいとは?」 ―無限小の概念の意味と形式―
会場には専用の録音設備があり,AV係の赤田氏(名城大学)の協力のもとに すばらしい音を採ることができ,録音も質のいいものになりました. また,雑誌「数学通信」に市民講演会の記録が掲載される予定である.
市民講演会の当日,朝のテレビニュースでは花見シーズンの到来を告げておりまし た. 会場に向かう途中,鶴舞(ツルマ)公園の桜の下にはブルーのシートが広げられており まさに花見びよりでしたが,水谷明先生の「花より数学」の掛け声のもとに講演会 が始まりました.
電動暗幕,メインスクリーン,OHP用スクリーン,録音の施設等, 会場の設備のよさに驚きました.
開場から開演までの1時間,グスタフ・レオンハルトのチェンバロによる J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲を流し,和やかな雰囲気作りにつとめました.
用意したレジュメは 150部. 152名の参加者は会場の大きさとマッチした 講演会でした. 受付での数学会のポスターを見たのでしょうか,学会参加申し込み者1名, また,講演の原稿請求2名,さらに「数学会の市民講演会の案内はどこで見れば よいのか」という問い合わせがありました.広報の効果を実感した講演会でした.
改めて丸山氏,角田氏の講演を聞きたいというかたは広報委員会まで お申し出下さい.
なお,次回の市民講演会講師の候補を大阪大学から出したいとの申し出が ありました.広報委員会で検討した結果,学会当番校からの市民講演講師の申込 (講師2名中の1人)は歓迎すべき傾向であるととの結論に達し,学会当番校に 無理を強いない範囲で試行してみることになりました.
[お礼]
会場の受け付けにおいて,「数学通信」の販売.13冊売れました. 地下鉄「塩釜口」の改札を出てすぐの壁面に市民講演会のポスターを見かけました.
名城大学の学会執行部の皆様に感謝致します.市民講演会において,担当の水谷明 先生は公報委員会の注文に快く応じていただき,ありがとうございました.
(広報委員会 桂利行,楠岡成雄,渡辺公夫記)
15.‘数学’臨時(総目次)号刊行のお知らせとお 願い
‘数学’編集部では,50巻を記念して,事項総目次と著者索引からなる 臨時号を第4号と同時に刊行し,会員の方々へは‘数学通信第3巻第3号と ともに郵送する予定で編集作業をおこなっています.現在,過去のデータを 電子ファイル化し,それを校正しつつ,配列の一貫性を保つべく再度分類し 直す作業をおこなっています. 第1巻から第20巻までの総目次,第21巻から第30巻の総目次において, 論説の分類は分科会分類となっていますが,第31巻から第40巻の総目次では AMS分類が用いられており,総目次号でもAMS分類を採用する予定です. 著者索引では,ある人の論説が何巻何ページにあり,書評が何巻何ページ にあるなど記事の種類を明示する予定です. 他にいろいろ細かい配列についても決めていますが,事項総目次と著者索引 の作成についてご要望・ご意見などありましたら,‘数学’編集部宛に文書で お寄せ下さい.なお,その採否につきましては‘数学’編集委員会にお任せ 下さい. (数学編集委員長 真島秀行記)
16.数学基礎教育ワーキンググループ報告
◇科研費研究報告書出版
97年3月に終了した科研費研究「大学数学基礎教育についての総合的研究」の報 告書がほぼ完成し,ネットワーク参加組織に送られました.7分冊計千ページで構成 は
大学基礎教育の現状と課題 I.1 大学基礎教育の体制と問題点 I.2 大学における数学基礎教育内容調査報告 I.3/III 大学基礎教育学生学力等調査報告 I.4 数学基礎教育におけるコンピュータの利用 II.1 理学・工学における数学基礎教育 II.2 経済学における数学基礎教育 II.3 教育学・情報科学における数学基礎教育
となっています.皆様の御協力および科研費分担者・協力者の尽力の結果大変貴重な 資料が得られ,今後の利用が期待されます.
まだいくらか残部がありますので,御希望の方は浪川まで御連絡下さい.分冊別の 御希望にも応じます.
またこの報告は大学数学基礎教育ホームページでも公開されています: http://msj.math.hc.keio.ac.jp
◇学会で「学習指導要領改訂」についての懇談会
名城大学での年会最終日(3月29日)に,「学習指導要領改訂」についての緊急 懇談会を開きました.
参加者は教育課程審議会委員(高校数学担当)小松彦三郎氏を含む約60名. まず浪川からの改訂プロセスの説明に続き,自由討論となり,小松氏,飯高茂氏 から現在の改訂作業についての報告,一般会員からの様々の意見・要望が出ました.
報告によれば高校での時間数削減は食い止められたものの,中学での削減は 避けられないようです.これに対し,新たな数学選択科目の創設,数学関連の 総合科目の設置などが考えられますが,いずれも今の段階ではかなり困難なようで, 改訂の行く末が案じられます.
(数学教育WG担当理事 浪川幸彦記)
17.平成10年度科学研究費補助金審査報告
会報85号にあります,昨年度の堀田良之氏の報告に引き続いて, 本年度科学研究費補助金の審査に関し,報告いたします.
本年度,数学分科において審査の対象となった細目は,旧303 解析学が 二つにわかれて
301 代数学 302 幾何学 304 数学一般 305 基礎解析 306 大域解析
の5細目となりました.種目は,例年通り,基盤研究(一般)A,B,C, 及び,奨励研究(A)と萌芽的研究です.
審査は,従来通り書面による第1段審査と合議による第2段審査の2段階に 分かれて行われています.第1段審査では,各細目および種目ごとに評価され, 点数とコメントがつけられます.第2段審査会においては,第1段審査の評点に 基づきつつ,全体的な観点からの配分も考慮して採択候補を選考するのですが, 実際上は第1段審査により与えられた評価がそのまま反映される,といっても 言い過ぎではないでしょう.第2段審査に与えられた時間は1日半,実質10 時間程度である,という物理的な条件もありますし,他分科とのバランスから いっても,第1段審査により数値で順位付けられたものを逆転することは困難です. 余程の理由があれば可能ですが,すでに第1段審査委員が判定したものですから, その意見を尊重することは当然でもあります.第2段審査委員の仕事については ますますルーティン化が進むかもしれません.
さて,本年度の種目別申請件数は以下の通りでした.基盤研究は(一般) のみ対象にしています.
基盤研究A 30( 11) B 187( 52) C 824(206) 奨励研究A 341( 87) 萌芽的研究 205( 32)
カッコ内は,申請のうち,採択候補件数の目安です.ちなみに,昨年度の申請件数は, 上の表と同じ順番に各種目ごと,67,275,1127,499,216件でした. 昨年度から,これらの種目の科学研究費補助金は単年度ではなくなっていますから, 申請件数の変化を分析するためには,何年か経過を見ることが必要であると思われま す. 上記の採択候補件数に加えて,昨年度以前からの継続分が,件数にして,39,96, 315,162,44となっていますから,各種目ごとの継続と本年度採択されたも のの合計件数は次の表のようになります.
基盤研究(一般)A 50 B 150 C 521 奨励研究A 249 萌芽的研究 76
今年度から,303がなくなり,305と306の2つの細目が新設されました. 研究分野が変更になっているので,申請の状況が落ち着くまでには時間がかかりそう です.基盤研究(一般)Cについて,継続分と本年度採択候補の件数を表にしてみ ました.+以下が本年度分(予定)です.
301 83+48 302 61+42 304 71+43 305 61+49 306 39+24
この秋に予定されている,来年度科学研究費補助金の申請については, 本年度の方式からの変更は無いようです.したがって,各分科への配分は, 基本的に申請件数と申請金額の両面に線形に依存して決められます.申請すること 自身にも数学への貢献があるわけですから,今後とも引き続きご協力をお願い いたします.
最後になりましたが,個々の研究課題に対し,貴重な時間を割いて適切な評価 を頂いた第1段審査委員に感謝いたします.
(科研費専門委員 岡本和夫記)
18.来日数学者について
1998年4月27日現在,来日中及び来日が予定されている数学者のうち, 滞在期間を含めて本会に連絡があったのは下記の方々です.[ ]内は世話人です. 前号に載った方は再掲していません.
J.-U. H. Petersen (Queen Mary and Westfield College, Univ.of London) 1994.8.11~1998.8.10 [三輪 哲二] N. H. Abdel-all (Assiut Univ.) 1996.5.13~1998.4.30 [斎藤 恭司] Jinghui Zhu (厦門大学) 1996.10.8~1999.9.30 [岡本 久] Velina Petrova Beronova(Bulgarian Academy of Sci.) 1996.12.3~1999.3.31 [岡本 久] P. Viry (Univ.of Pisa) 1997.3.1~1999.2.28 [中島 玲二] S. Helmke (Univ.Basel) 1997.4.1- [斎藤 恭司] B. Sturmfels (UC, Berkeley) 1997.7.15~1998.5.15 [斎藤 恭司] Abuduwali Abudurixiti (新彊大) 1997.10.17~1998.10.15 [森 正武 ] Alexander D. D. Craik (Univ.of St.Andrews) 1998.2.1~1999.1.31 [岡本 久] Sergei Khoroshkin (Inst.for Theoretical and Experimental Physics) 1998.2.7~1998.5.9 [三輪 哲二] Wolfgang Krieger (Universitaet Heidelberg ) 1998.2.15~1998.4.17 [浜地 敏弘] Anton Deitmar (Univ. Heiderberg) 1998.3.16~1998.4.30 [伊原 康隆] 1998.6.15~1998.7.13 [若山 正人] Andras Sebo (CNRS, LAB. Leibniz-IMAG) 1998.3.19~1998.6.18 [室田 一雄] David Marker (イリノイ大 シカゴ校) 1998.3.25~1998.4.1 [田中 一之] Michel Keane (CWI Amsterdam) 1998.3.27~1998.5.24 [浜地 敏弘] Valery Gritsenko (Steklov Math.Inst.) 1998.4.1~1999.3.31 [斎藤 恭司] Fedor Smirnov (Lab. de Phys. Theorique et Hautes Energies) 1998.4.2~1998.5.1 [三輪 哲二] Fadeev Ludwing (Steklov Math, Inst. & Euler Inst.) 1998.4.4~1998.4.30 [三輪 哲二] Jean-Michel Kantor (Univ. Paris VII) 1998.4.12~1998.5.11 [柏原 正樹] Vladimir Bajanov (The Australian National Univ.) 1998.4.20~1998.7.20 [三輪 哲二] William Kantor (Univ. of Oregon) 1998.4.21~1998.6.5 [斎藤 恭司] Hans Lindbland (カリフォルニア大,サンチャゴ校) 1998.6.16~1998.6.30 [儀我 美一] J. Escher (Univ. of Kassel) 1998.7.10~1998.7.31 [儀我 美一] J. Dydak (Univ. of Tennessee, Knoxville ) 1998.7.10~1998.8.20 [小山 晃,加藤 久男] K. Zhai (淅江大) 1998.7月~2000.6月 [神保 秀一] R. Schaetzle (Univ. of Freiburg) 1998.8.2~1998.9.1 [儀我 美一,俣野 博] P. Greiner (Tronto Univ.) 1998.9月~1998.10月 [藤原 大輔] J. Eells (UK, Cambridge在住) 1998.9.15~1998.10.4 [大仁田 義裕] F. Burstall (Univ. of Bath) 1998.9.20~1998.10.4 [大仁田 義裕] 第7回日本数学会国際研究集会関連 [三宅 克哉] Ayadi Mohammed (Univ. Oujda, Morocco) 1998.6.2~1998.6.13 Azizi Abdelmalek (Univ. Oujda, Morocco) 1998.6.2~1998.6.13 Spencer Bloch (Univ. Chicago) 1998.6.2~1998.6.13 William Casselman (Univ. British Columbia) 1998.6.2~1998.6.13 J. H. Coates (Univ. Cambridge) 1998.6.2~1998.6.13 Jean Cougnard (Univ. Caen) 1998.6.2~1998.6.13 Chandan Singh Dalawat (Tata Inst.) 1998.6.1~1998.6.14 Ivan Fesenko (Univ. Nottingham) 1998.6.2~1998.6.27 Gunther Frei (Univ. Laval) 1998.5.12~1998.7.11 Roland Gillard (Univ. Grenoble) 1998.6.2~1998.6.15 Ralph Greenberg (Univ. Washington) 1998.6.4~1998.7.4 Sang G. Hahn (KAIST, Korea) 1998.6.2~1998.6.13 M. Chrif Ismaili (Univ. Oujda, Morocco) 1998.6.2~1998.6.13 Helmut. Koch (Humboldt-Univ. Berlin) 1998.6.2~1998.6.13 David R. Kohel (National Univ. Singapore) 1998.6.2~1998.6.13 Winfried Kohnen (Univ. Heidelberg) 1998.6.2~1998.6.13 K. F. Lai (Univ. Syndey) 1998.6.2~1998.6.13 Franz Lemmermeyer (Univ. Saallandes) 1998.6.2~1998.6.13 Stephane Louboutin (Univ. Caen) 1998.6.2~1998.6.13 Ram Murty (Queen's Univ. at Kingston) 1998.6.2~1998.6.13 Thong Nguyen Quang Do (Univ. Franche- Comte) 1998.6.2~1998.6.12 小野 孝 (Univ. Johns Hopkins) 1998.6.2~1998.6.13 Florian Pop (Univ. Bonn) 1998.6.5~1998.6.13 Peter Roquette (Univ. Heidelberg) 1998.6.2~1998.6.20 Norbert Schappacher (Univ. Strasbourg) 1998.6.2~1998.6.13 Rene Schoof (Univ. Roma II) 1998.6.2~1998.6.13 Peter Stevenhagen (Univ. Amsterdam) 1998.6.2~1998.6.13 玉河 恒夫 (Yale Univ.) 1998.6.2~1998.6.13 Thomas Zink (Univ. Bielefeld) 1998.6.2~1998.6.13 A. Banker (Univ. Cambridge) 1998.9月~1998.10月 [平田 典子] 日仏超越数論シンポジウム関連 1998.11.9~1998.11.11 [西岡 久美子] D. Bertrand (Inst. Math Jussieu) P. Bundschuh (Univ. Koln) M. Laurent (Inst. Math Luminy) P. Philippon (Inst. Math Jussieu) M. Waldschmidt (Inst. Math Jussieu) 報告 Ranis IBRAGIMOV(Inst.of Thermophysics Russian Academy of Sci.) 1996.4.1~1998.3.31 [岡本 久] Eckhard Matthias HITZER (Univ.of Konstanz) 1996.10.1~1998.3.31 [小嶋 泉] Stephan Mohrdiek (Univ. Hamburg) 1997.11.28~1998.3.23 [斎藤 恭司] Christian Adler (Univ.Hamburg) 1997.11.28~1998.3.23 [斎藤 恭司] Peter Slodowy (Univ.Hamburg) 1997.12.1~1998.3.28 [斎藤 恭司] Abdellah Sebber (CRM, CICMA) 1997.12.30~1998.2.18 [斎藤 恭司] Robert Weston (Heriot-Watt Univ.) 1998.2.26~1998.3.30 [三輪 哲二] V. Bajanov (The Australian Univ.) 1998.3.5~1998.3.14 [三輪 哲二] Brian Jefferies (Univ. of New-South-Wales) 1998.3.7~1998.3.2 1 [一瀬 孝] Jin-Liang (電気通信大学) 1998.3.9 ~1998.3.12 [森 正武] Seok-Jin (Seoul National Univ.) 1998.3.12~1998.3.15 [三輪 哲二] Jin Hong (Seoul National Univ.) 1998.3.12~1998.3.25 [三輪 哲二] Gus Lehrer (The Australian Univ.) 1998.3.16~1998.3.27 [斎藤 恭司]
なお,1998年1月から1998年4月までに当会と 共催で講演をして下さったのは次の方々です.Roman DWILEWICZ (University of Warsaw) A. Kivinukk (Tallinn Pedagogical Univ.) D. N. Dikranjan (Univ. of Udie)
19.新入会員及び退会者について
1998年4月1日入会者および1997年10月1日から,1998年3月31日までの退会者は下記 のとおりです.
[新入会員] 64名
福島伊知郎(東大数理),小林龍彦(前橋工科大工),丸山文綱(東大数理), 倉田博史(山口大経済),加藤吉晴(東京理大理工),山ノ内毅彦(北大理), 倉田久靖(米子工業高専),林芳樹(京大数理研),井上浩一(武蔵工大自然), 小山拓輝((株)増進会出版社),大山陽介(阪大理),渡辺靖子(立命館大理工), 久保淳司(立命館大理工),小堀正博(立命館大理工),小澤洋久(立命館大理工), 平岡由夫(立命館大理工),岡田薫(立命館大理工),小川直義(立命館大理工), 小池行弘,井上淳(早大理工),鈴木智成(筑波大),大内重樹(東工大理工), 池田岳(東北大理),斎藤憲(阪府大総合科),長藤かおり(九大数理), 白石潤一(東大物性研),澤田利夫(東京理大理),寺本智光(広島大理), 三河寛(筑波大数学),渡辺武志(名大人間情報),斉藤宣一(明大理工), 高橋淳也(東大数理),斉藤直道(上智大理工),田原学(富山大理),横山和義(北大理), 梶原康史(神戸大自然),伊藤剛司(早大理工),今野均(広島大総合科),張友金(京大理), 菅真紀子(お茶の水女大人間文化),江村剛(日大理工),安藤直也(東大数理), 萩田真理子(慶大理工),大濱巖(九大数理),Michev,Yordan(京大数理研), 名越弘文(慶大理工),小島秀雄(阪大理),松本三郎(東工大情報理工), 木悟史(県立白河実業高校),Uglov,Denis(京大数理研),滝口正和(東京理大理), 中島久幸(国際投信投資顧問(株)),鈴木佳彦(宇都宮大工),小杉聡史(北大理), 鷹野眞次(山梨大工),鶴田知久(東大数理),山中秀仁(いもごし学舎), 戸田誠之助(日大文理),岡田昇(上智大理工),廣島勉(名古屋商大商), 大沢健夫(名大多元数�理),小松尚夫(長岡工業高専)
また,外国会員及び在外会員入会者は下記のとおりです.
城地茂(高雄科技大),高在権(Ko Sung Hi-Tech)
[退会者] 61名
工藤弘吉,中江龍夫,佐藤俊太郎,宇喜多義昌,関谷昭,田中忠,藤野精一,塩谷実, 有馬哲,吉田節三,笹尾靖也,安香潔,川村啓喜,掛下伸一,加藤義夫,貝塚徹,永坂秀子, 河井壮一,笹田昭三,阿部勇,飯村秀信,澤田衛,堀川穎二,高山礎,勝間昭一郎,森本宏, 中沢和彦,足立高徳,山田朝彦,中島弘和,辻直光,広瀬行夫,吉田雅夫,布施光男, 山本美子,高木理,石塚寿美子,香野貴洋,鈴木恒,水口淳一郎,周棟国,石井潔,福島一欽, Cho Yeol Je, Jung Il Bong, Park Jong Geun, Kim Young Ho, Kim Jae-Gyeom
なお,上記の方々の他に次の方々がご逝去により退会されました.
丸山滋弥,山本純恭,武田雄一,小川洋輔,木下潔,澤口昭聿,柳沢宏夫,岩崎敷久, 三井孝美,福田弘之,竹田博茂,鈴木誠,大友正英
20.会費払い込みのお願い
日頃は会費の払い込みにご協力頂きまして,誠にありがとうございます. この度も,下記の通り宜しくお願い致します.
記
* 前期会費を未納の方は,6月末日までにお払い込み下さい. 後期会費も合わせてご送金頂ければ幸いです.
* 昨年度会費を未納の方は, 至急お払い込み下さい.
◆ 既にお払い込み済みの方は,なにとぞご容赦下さい.
◆ ご送金にあたりましては,会員名簿とじこみの会費払込票をご使用下さい.
◆ 学割扱いをご希望の方は,送金毎に,必ず,在学証明書をお送り下さい.
◆ 高齢会費をご希望の方は書面にてお申し出下さい(生年月日をご記入下さい).
1998年度前期会費 9,000円 学割・高齢(70歳以上)6,000円 1998年度後期会費 9,000円 学割・高齢(70歳以上)6,000円