現内規(解析学賞基金内規)はこちら

解析学賞内規

_

1.

解析学賞は,若手のみを対象とする奨励賞としての性格を持つものではない.
また,過去の一時点における業績ではなく,選考時点で進行中の研究に連なる業績を授賞の対象とする.

2.

解析学の範囲をできるだけ広く理解し,応用系の仕事も解析学の発展に寄与するものであれば等しく評価する.

3.

受賞者選考委員会について:

(あ)

委員の総数を8名とする.
内訳は,函数方程式論,統計数学の両分科会から2名ずつ,函数論,実函数論,函数解析学の3分科会から1名ずつとし,これに日本数学会理事会より推薦の1名が加わるものとする.委員長は委員の互選によって選出される.

(い)

分科会からの委員は分科会責任評議員からの推薦を受けた者とするが,分科会を代表するという役割は持たない.

(う)

分科会推薦の委員の任期は1年とし,重任を妨げない.ただし,通算で3年を限度とする.理事会推薦の委員の任期は,理事会の定めるところによる.

(え)

受賞者選考委員全員の名前を受賞者発表時に公表するものとする.

4.

授賞候補者推薦について:

(あ)

他薦に限るものとする.

(い)

推薦委員を関係各分科会(函数論,函数方程式論,実函数論,函数解析学,統計数学)より3名ずつ選ぶ(各責任評議員に依頼する).委員の任期は1年とし,重任を妨げない.ただし,通算で3年を限度とする.

(う)

日本数学会一般会員からの受賞者選考委員宛の推薦も受け付ける.

(え)

受賞者選考委員は推薦の資格を持たないものとする.

5.

授賞式について:

(あ)

授賞式は秋季総合分科会において行う.

(い)

受賞講演については翌春の年会で分科会特別講演として実施できるよう,関係する分科会の責任評議員に受賞者選考委員長からお願いする.そのときに解析学賞受賞講演である旨およびその公告についての取り計らいもお願いする.