教育委員会
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2021年3月・教育委員会主催教育シンポジウム
2021年3月15日開催の教育委員会主催教育シンポジウムについて,資料を含めて公開しています.
教育委員会主催 教育シンポジウム
2020年代の数学教育の方向性 -高大接続を中心に-
昨年8月には日本学術会議第24期数学教育分科会から「新学習指導要領下での算数・数学教育の円滑な実施に向けた緊急提言:統計教育の実効性の向上に焦点を当てて」と題する提言が公開され、今年1月にはこれまでの大学入学センター試験にかわり、初めての大学入学共通テストが実施されました。いずれも、2020年代の高大接続に関わる数学教育の方向性に大きく関係するものであります。
そこで今回の教育シンポジウムは、これら2点に焦点を当てて、お二人の方々のご講演を中心に、パネルディスカッションも含めて企画しました。2020年代の数学教育に何が求められているのか、そして我々数学関係者は何ができるのかを考える機会としたいと考えます。
今回は、Zoomでの開催といたします。日本数学会の多くの会員のご参加をお待ちしております。
- 日時3月15日(月)14:00--16:30
- 会場Zoomにて開催
- プログラム
- 14:00--14:10開会の挨拶
寺杣友秀(日本数学会理事長・法政大学) - 14:10--14:20趣旨説明(スライド)
牛瀧文宏(教育委員会委員長・京都産業大学) - 14:20--15:10「新学習指導要領下での数学教育について
-数学教育分科会(日本学術会議(第24期))の提言を中心に-」(スライド)
真島秀行(お茶の水女子大学名誉教授) -
15:10--16:00「令和3年度大学入学共通テストの実施結果について」(スライド)
大津起夫(独立行政法人大学入試センター 試験・研究統括官) -
16:00--16:30パネルディスカッション「2020年代の数学教育の方向性」
パネリスト 真島秀行, 大津起夫
司会 牛瀧文宏
- 全体司会佐野隆志(教育委員会副委員長・山形大学)
ZOOMでの慣れない開催となりましたが、無事終了することができました。今回は約65名の方々のご参加をいただきました。 今後も学会員にとって関心の高い話題やタイムリーな話題を取り上げてまいります。