2008年度日本数学会出版賞

2008年度日本数学会出版賞

2008年度日本数学会出版賞は以下の通りに決定しました。

大竹 進
永年にわたり,東京図書の編集者として、また退社後は大竹出版を設 立し、ロシア語の優れ数学書の翻訳出版にたずさわり,日本における数学の進展に 大きく寄与した。
受賞者のことば(「数学通信」13巻2号)
山内恭彦・杉浦光夫著「連続群論入門」
本書はリー群の表現論の入門書として歴史的な役割を果たした。 行列より始めて、リー群の表現や球関数に至る高度な内容を丁寧に解説し、数学 だけでなく物理学を学ぶ読者からも高い評価を得ている。
杉浦光夫さんの受賞お祝いのことば(斎藤正彦、「数学通信」13巻2号)
北野 武
番組「たけしのコマネチ大学数学科」など社会に広範な影響を与る テレビメディアを通じ、数学の魅力や美しさを娯楽性を兼ね備えた形でわかりやす く伝え、数学の普及に貢献した。
受賞者のことば(「数学通信」13巻2号)

 なお表彰式は以下の次第で開催されます。

日時
2008年3月24日14:50~
会場
近畿大学本部キャンパス11月大ホール