研究集会「日本の数学者は今何を行うべきか?」

研究集会「日本の数学者は今何を行うべきか?」

研究集会「日本の数学者は今何を行うべきか?」のご案内

平成16年10月25日
研究集会「日本の数学者は今何を行うべきか?」のご案内
                日本学術会議 数学研究連絡会議 委員長 上野健爾
                          日本数学会 理事長 森田康夫
各位

 平成16年度より国立大学は法人化され、自由度が増すと共に、より一層の努力が求められるようになりました。 そのため、公立大学・私立大学を含めた大学間競争が厳しくなることが予想されています。

 他方、中央教育審議会では「大学入学希望者の伸びが見込みより少ないので、少子化により2007年度の入試において大学入学希望者の数と大学の定員がほぼ等しくなる」 との見込みを発表し、少子化に伴なう日本の大学の定員削減がスケジュールに上ってきました。

 さて、日本数学会および数学研連では以上のような情勢を踏まえ、今日本の数学者は何をなすべきか、 特に大学内の数学者の任務として対外的に最も重要と考えられる教養教育で何をなすべきかについての勉強会を持ちたいものと考えています。

 以下のようなプログラムで会を行いたいと思いますので、奮ってご参加をお願い申し上げます。

12月23日(木)

場所:
〒153-0044 東京都目黒区大橋2-19-5 
駒場エミナース 飛鳥 (90名程度収容可)
井の頭線駒場東大前下車徒歩数分
TEL : 03-3485-1411(代表)
http://www.komaba-eminence.com/new/toppage.html
日程:
13:00-13:30 主催者側からの説明
13:30-15:30 パネルディスカッション「これからの数学の教養教育はどうすべきか」
13:30-16:00 休憩
16:00-17:00 討論
開催者側で50名程度の優先枠を取り、今回の問題に深い関係を持つ国 立10大学と22大学を中心とした数学教室と、数学科を持つ公・私立大 学に充て、収容定員90名の残りは申し込み順に参加を認めます。参加 希望者は、11月末までに
110-0016 東京都台東区台東1-34-8
社団法人日本数学会事務局
電話:03-3835-3483 FAX:03-3835-3485
宛てに文書(葉書きなど)でお申し込みください。

12月24日(金)

場所:
東京大学大学院数理科学研究科 会議室
日程
9:30-10:00 森田康夫 数学を取り巻く環境について
10:00-10:30 上野健爾 題未定
10:30-12:30 討論
 この部分は非公開とし、原則として数学関係者に限ります。
以上