2023年度秋季総合分科会

教育委員会主催 教育シンポジウム
数学・数理科学の教育・研究の現状
―次世代人材育成に向けて―

今回の教育委員会シンポジウムでは,長期的な視野に立って取り組むべき重要なテーマを扱うことといたしました.数学・数理科学への好意的評価・認識に向けた活動に加え,従来あまり意識されていなかった教育・研究環境の改善・変更は,今後の数学・数理科学における人材育成に必要不可欠です.まさに今,多様性・包括性などの考え方に沿った新たな行動や意識改革が「数学・数理科学」に求められているのです.
今回は,数学・数理科学の教育そして研究の国内外の現状について,お二人の先生からそれぞれご講演をいただきます.日本数学会会員の皆様のご参加をお待ちしております.

  • 日時9月20日(水) 14:00--16:30
  • 場所東北大学 川内北キャンパス 講義棟B棟 1階 B104講義室
  • 主催教育委員会
  • 共催男女共同参画社会推進委員会

プログラム

  • 14:00--14:10開会の挨拶
    鎌田 聖一(日本数学会理事長・大阪大学)
  • 14:10--14:15シンポジウムの趣旨説明
    佐野 隆志(教育委員会委員長・山形大学)
  • 14:15--15:00「包括的な教育研究環境の構築と人材育成に向けて~日本の現状と課題~」
    坂内 健一(慶應義塾大学/理化学研究所)
  • 15:00--15:10質疑応答
  • 15:10--15:55「多様化する数理科学への期待と人材育成 DE&I(Diversity, Equity and Inclusion)の立場から」
    小谷 元子(東北大学)
  • 15:55--16:05質疑応答
  • 16:10--16:30ディスカッション
  • 司会伊藤 由佳理(教育委員会副委員長・東京大学)