2019年度秋季総合分科会

数学連携ワークショップ
Society 5.0と数学4 ---AIやビッグデータが注目される現代における数学への期待から---

日時
9月19日(木)9:30--12:00
会場
金沢大学 角間キャンパス 自然科学5号館 2階 大講義室
主催
科学技術振興機構(JST)
共催
日本数学会
趣旨
ここ数年来,ビッグデータ,人工知能(AI)を巡る研究開発が官民を問わず盛んになって来ている.政府の科学技術政策の基本方針である「科学技術基本計画」(2016年1月22日閣議決定)においても,超スマート社会(Society5.0)の実現に必要となるAI技術などの基盤技術を強化するとともに,これらの基盤技術を横断的に支える数理科学の振興を図ることが提唱されている.
今回のワークショップでは,このような社会状況の中で,数学に対してどのような期待があり,また数学がそれにどのように応えられるのかという側面に焦点を当て,現状の課題や取り組みを紹介していただき,今後の方向性について議論する.
座長
國府寛司(京都大学大学院理学研究科教授,JSTさきがけ「数学協働」領域研究総括)
プログラム
9:30 開会
9:35--10:05 佐伯 修(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所所長)
IMIにおける諸科学・産業界との協働に向けた取組およびその成果について
10:10--10:40 石川 博(早稲田大学理工学術院基幹理工学部教授/JST CREST「数理モデリング」領域「高階・多層確率場プロジェクト」研究代表者)
AI:「数学」に期待されるものと数学が応えられるもの
10:45--11:15 鍛冶 静雄(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所准教授/JSTさきがけ「数学協働」領域研究者)
異分野連携ヒッチハイクガイド
11:20--11:50 大田 佳宏(Arithmer(株)代表取締役社長兼CEO)
AI Smart Robot Network
11:50--12:00 総合討論