日本数学会のあゆみ

高木貞治50年祭記念事業

高木貞治先生略年譜

1875(明治08) 4月、岐阜県大野郡数屋村に誕生
1891(明治24) 京都の第三高等学校に入学
1894(明治27) 19歳で東京帝国大学理科大学数学科に入学
1898(明治31) 文部省派遣留学生として渡独、ベルリン大学に席をおく
1900(明治33) 春、ゲッチンゲン大学に移りヒルベルト教授に出会う
1901(明治34) 9月末、ゲッチンゲンを出発し、12月4日、帰国
1903(明治35) 「ガウスの数体の上の虚数乗法論」により理学博士の学位取得
1904(明治36) 東京帝国大学理科大学教授
1920(大正09) 「相対アーベル数体の理論について(高木類体論第一論文)」発表
1922(大正11) 「任意の代数体における相反定理について(高木類体論第二論文)」発表し、高木類体論を完成
1925(大正14) 帝国学士院会員となる
1932(昭和07) スイスのチューリッヒでの国際数学者会議で副議長を務める
フィールズ賞が創設され、第一回選考委員に選出される
1936(昭和11) 東京帝国大学定年退官、名誉教授となる
1940(昭和15) 第2回文化勲章受章
1951(昭和26) 文化功労者となる
1955(昭和30) 「代数的整数論国際シンポジウム」が日本で開催され、名誉議長を務める
1960(昭和35) 2月28日 84歳で逝去、勲一等旭日大綬章受章
2006(平成18) 第1回高木レクチャー開催、以後年に2回開催