バナッハ空間論ワークショップ2006              千葉大学大学院人文社会科学研究科 田村 高幸 九州工業大学工学部 加藤 幹雄  日本においてもバナッハ空間論の研究が増えてきており、学会や 研究会において多くの新しい結果が発表されています。しかし、 一つ一つの結果について時間をかけて深く議論する研究集会は あまり、ありませんでした。  今回、「バナッハ空間論ワークショップ」と題して、4つの基調講演を ベースに、各講演について十分な討論時間をとるスタイルの研究集会 を企画しました。Session の最後に配置した「総合討論」は、short communicationやproblem sessionなど自由に議論できる場として、 バナッハ空間論に関する理解をさらに深める機会となることを願って おります。   皆様のご参加をお待ちしております。                 記  日時:2006年7月20日(木) - 7月21日(金)  場所:千葉大学(西千葉キャンパス) けやき会館2階第2会議室 (千葉大学正門のすぐ近くにあります。) プログラム -------------------------------------------- 7月20日(木) SessionT 10:00〜11:00 講演TA 田村高幸(千葉大学大学院人文社会科学研究科) 非拡大写像に対する弱不動点性とバナッハ空間の 幾何学的性質について 11:00〜12:00 討論 13:00〜14:00 講演TB 松田 稔 (静岡大学理学部) 局所化された弱プレコンパクト集合とバーコフ型積分 14:00〜15:00 討論 15:00〜16:00 総合討論 -------------------------------------------- 7月21日(金) Session U 10:00〜11:00 講演UA 橋本一夫(広島女学院大学生活科学部) On the angle in Banach spaces ―Some remarks on Birkhoff's orthogonality- 11:00〜12:00 討論 13:00〜14:00 講演UB 高橋泰嗣(岡山県立大学情報工学部) Jordan-von Neumann type constant and the uniform normal structure of Banach spaces 14:00〜15:00 討論 15:00〜16:00 総合討論 -------------------------------------------