(S1)「量子推測理論の数理統計学的基礎とその応用」「基盤研究A(1)」
（研究代表者：赤平昌文、課題番号14204006)によるシンポジウム計画
一覧表（平成１４年度分）
１．統計的モデルと統計量について
研究分担者：大和 元（鹿児島大学）、稲田 浩一（鹿児島大学）
日 時：２００２年１０月１７日（木）-１９日（土）
場 所：鹿児島県市町村自治会館
〒890-0064 鹿児島市鴨池新町７番４号
Tel 099-206-1010 Fax 099-206-1052
(周辺地図、アクセスの方法、ホテル等については下記をご覧下さい：
http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/~inada/kaken2002/）
内容・目的：各種の統計的モデルに付随して現れる色々な統計量について、
パラメト リック或いはノンパラメトリックを問わず、色々な観点から
の理論的並びに計算機支 援による研究を御紹介下さい。確率分
布、漸近分布、漸近展開への、特性関数、積率母関数、スタイン
メソッド等の利用を含めた、色々な接近、その他 大偏差確率、 不
変原理 も含めて種々の観点からの統計量の性質の研究を紹介を
して下さい。勿論、事前情報或いは補助情報の活用の観点からの、
ベイズ的な立場からの計算法も含め た、統計量の性質の紹介も
歓迎します。
講演の申込み：講演者氏名，所属，講演題目，連絡先を下記宛お知らせ下さい．
講演申込期限：平成１４年９月９日（月）
旅費の配分：講演者を中心に配分します。
申込み先：稲田浩一
鹿児島大学理学部数理情報科学科
〒890-0065 鹿児島市郡元1-21-35
Tel (研究室)：099-285-8039
Fax (学科)：099-285-8051
E-mail：inada@sci.kagoshima-u.ac.jp
問い合わせ先：上記に同じ
予 稿 集：講演者の方は予稿原稿 (A4版、ページ数は問わない) を予稿送付期限
（下記）迄に、上記申込み先宛にご提出ください。なお、科研費報告書
原稿 (A4 2枚) も別途依頼します。
予稿送付期限：2002年1０月７日 (月) 必着
宿舎の斡旋：斡旋は致しません。
（上記自治会館に宿泊出来ます。ご希望の場合は各自で申込み下さい；
１ 泊 S 6000円, T 5000円X2人 or 8000円x1人 ）
懇 親 会：１０月１８日（金）夕方，自治会館(５階の大広間)にて行います。 参加
される方は１０月１５日（火）夕方迄に稲田宛へ E-mailで『懇親会参加』
とお申し込み下さい。
２．ファイナンスへの統計理論、時系列解析及びそれらの応用
研究分担者：柿沢佳秀（北海道大学）、谷口正信（大阪大学）
場 所：北海道大学 クラーク会館２階大会議室
日 時：１０月２３日（水）-１０月２５日（金）
内容・目的：近年国内外において金融工学に熱い視線が注がれている。
基礎過程は代表的な時系列（離散型・連続型）モデルで記
述され、それらに対してオプションの価格評価など様々な
リスク評価が議論される。しかし、統計的推測問題と融合
した理論は比較的少ないように思われる。一方ＡＲＣＨ、
ＧＡＲＣＨ、ＳＶモデルなど非線形時系列の推定論がかな
りの進展をみせ、現代的な漸近理論の枠組みで捉えられつ
つある。本集会では統計的な視点に立ったファイナンスの
諸問題、様々な時系列モデル（線形非線形時系列、強従属
過程、拡散過程、点過程）の統計的推測理論に関する研究
発表を募集する。ＭＣＭＣやウェーブレットなどを取り入
れた話題や、時系列の定常性検定、単位根検定、共和分な
どの研究報告も大いに歓迎する。
旅費の配分：講演者を中心に配分する。
宿舎の斡旋：斡旋しない。
予稿原稿： 講演者の方は予稿（Ａ４サイズ６ページ程度）を予稿送付
期限までにお送り下さい。なお、集会報告書も作成します
ので予稿以外に別途、報告書用の原稿（Ａ４サイズ２枚）
も依頼します。
講演申込期限：９月２０日（金）
予稿送付期限：１０月４日（金）
申込＆予稿送付先：柿沢佳秀
〒０６０−０８０９ 札幌市北区北９条西７丁目
北海道大学大学院経済学研究科
E-mail: kakizawa@econ.hokudai.ac.jp
Tel: 011-706-2780 (DI)、 Fax: 011-706-4947
３．実験計画とその周辺における数理構造の解明とその応用
研究分担者：景山三平（広島大）、三嶋美和子（岐阜大）
日 時： ２００２年１１月７日(木)14:00 -９日(土)13:00
場 所： 浜名湖かんざんじ温泉 ホテル鞠水亭
〒431-1209 静岡県浜松市舘山寺町398
TEL 053-487-0531 FAX 053-487-1402
URL http://www.kikusuitei.co.jp
内容・目的：統計的計画の考察から発展してきた実験計画法は、今日では
統計学のみならず離散数学あるいは組合せ理論の一部としても
確立している。また一方、実験計画の考え方等の他の分野への
応用も近年盛んになってきた。本シンポジウムでは、実験計画法
やその周辺に関する最新の話題やその推測理論に関する研究発表
及び情報交換を行い、今後の研究の方向性について展望する。
時間をとってゆっくりと進め情報交換を行う時間を大切にしたい。
実験計画・デザイン理論の最適性、構成、解析に関する話題、
またはその他への応用も歓迎する。国際会議情報の報告や新た
な問題提起等も歓迎する。
旅費の配分：講演者を中心に配分するが、その他の相談にものる。
この相談は、景山（ksanpei@hiroshima-u.ac.jp）まで。
出張依頼書等は景山から送付する。
発表等の申込み（１０月７日三嶋まで）を行う際に、旅費の必要の
有無の記載を忘れないで下さい。
宿舎の斡旋：斡旋しない。ただし、参加者のために開催場所となる宿に
３０名分を押さえているので、同宿に宿泊を希望する参加者は
下記申込期限までに申込先に連絡のこと。先着順に、希望者が
３０名となった時点で予約代行を終了する。
（料金は、トップシーズンのため、１泊２食（朝・夜）付きで
10,000円程度。部屋は４名の相部屋となるので了解のこと。）
※ 内湯（展望風呂）が立派な宿です。
申込期限： １０月７日(月)
申 込 先： 三嶋美和子
〒501-1193 岐阜市柳戸１−１
岐阜大学工学部応用情報学科
E-mail: miwako@info.gifu-u.ac.jp
Phone & Fax: 058-293-2761
問い合せ先：上記申込先と同一
予稿原稿： 各自予稿（ページ数は問わない）を当日３０部持参すること。
集会報告書は後日作成するので、発表者には別途原稿作成
（Ａ４サイズで２頁程度）を依頼する。
４．統計的逐次推測理論とその応用
研究分担者：磯貝英一（新潟大・理），小池健一（筑波大・数学）
日 時：平成１４年１１月１３日（水）-１１月１５日（金）
場 所：新潟大学大学院自然科学研究科
総合研究棟（情報理工系）４０１室
内容・目的：統計的逐次推測における有効性とそれに関連した解析
法について研究発表・討論を行う．逐次推測理論に関する
課題について研究を進めていくことを目的とするが，本テーマ
にとらわれることなく，統計学における理論と応用全般に関する
発表など広い分野での報告も歓迎する．
旅費の配分：講演者を中心に配分する．
講演 申込：講演者氏名，所属，講演題目，連絡先を下記宛お知らせ下さい．
講演申込期限： 平成１４年１０月１１日（金）
予稿送付期限： 平成１４年１０月２２日（火）
申 込 先： 小池 健一
〒305-8571 つくば市天王台 1 - 1 - 1
筑波大学数学系
TEL (0298) 53 - 4229
FAX (0298) 53 - 6501
E-mail: koike@math.tsukuba.ac.jp
５．バイオスタティスティックスの数理的基礎
研究分担者：吉田朋広（東京大学大学院数理科学研究科）
阪本雄二（広島国際大学人間環境学部）
井元清哉（東京大学 医科学研究所ヒトゲノム解析センター）
日 時：平成１４年１２月５日（木）-１２月７日（土）
場 所：東京大学大学院数理科学研究科大講義室
内容・目的：ゲノムデータ解析とサバイバルアナリシスなどバイオスタティス
ティックスの役割とその数理科学的側面に関する報告を幅広く
募集する．具体的には，多変量解析，ノンパラメトリック回帰，
非線型回帰，判別分析，クラスター分析，SVM，密度推定，
HMM, SNP, マイクロアレイデータ解析，遺伝子グルーピング，
連鎖解析，関連法，TDT,サバイバルアナリシス，コックスモデル，
変換モデル，マルチンゲール残差分析，ブリッジングスタディ，
経験分布過程，ノンパラメトリック検定，多重比較に関することな
ど．
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~nakahiro/sympo14.htm
旅費の配分：講演者を中心に配分する
宿舎の斡旋：斡旋しない
申し込み期限：１０月１１日（金）
申 込 先：吉田朋広 〒153-8914 東京都目黒区駒場3-8-1
東京大学大学院数理科学研究科
phone and fax: 03-5465-8335
e-mail: nakahiro@ms.u-tokyo.ac.jp
予 稿 集：予稿集を作成します．講演者の方は，予稿（A4サイズ5ページ程度）を
予稿送付期限までにお送り下さい．なお集会報告書を作成しますの
で，講演者の方に別途，原稿の作成(A4サイズで２枚）を依頼します．
予稿送付期限：１１月１５日（金）
予稿送付先：上記申込先と同じ
S(2)「統計的領域推定における精確な推定方式の開発と実用化の試み」
「基盤研究(B)(1)」（研究代表者：赤平昌文、課題番号12554002）
によるシンポジウム計画表（平成１４年度分）
1. 計算機指向の統計手法の理論とその応用
研究分担者：田栗正章（千葉大）, 今野良彦（千葉大）,
汪 金 芳（帯広畜産大）
日 時：平成１４年12 月 19 日（木）-12 月 21 日（土）
場 所：千葉大学けやき会館（予定）
内容・目的：resampling 法，MCMC 法，EM アルゴリズム等の計算機の支援を
前提にした統計手法の飛躍的な発展により，複雑な構造の統計モデル
（たとえば，階層モデル）やより現実的な仮定のもとでの統計解析が
可能になっている．本研究集会では，計算機の支援を前提にした統計
手法に関する理論からその応用までの広い観点から研究発表や情報
交換・意見交換をおこない，今後の研究動向を展望する．研究成果の
発表だけでなく，最新の話題や研究の紹介・問題提起等の講演も歓迎
します．
旅費の配分：講演者を中心に配分する．
宿舎の斡旋：斡旋しない．
講演申込期限： 11 月 15 日（金）
申 込 先：今野良彦
〒 263-8522 千葉市稲毛区弥生町 1-33
千葉大学理学部
email: konno@math.s.chiba-u.ac,jp
tel （今野研究室）: 043-290-3663
fax:043-290-2828
問い合わせ先：上記と同じ．
予 稿 集：予稿集を作成します．講演者の方は，予稿（A4 サイズ 8 ページ以内）
を予稿送付期限までにお送りください．また，研究集会報告書のため
の報告原稿（A 4 サイズで 2 枚）を別途依頼いたします．
予稿送付期限： 11 月 25 日（月）
予稿送付先：上記と同じ．