数学通信 第17巻 第2号 2012年8月 分科会便り
[実函数論分科会]

1.2013 年度の実函数論分科会選出評議員候補者選挙について
すでに会報145(「数学通信」17巻1号,本年5月)でお知らせしましたように,2013年度の分科会選出評議員候補者の選挙を、2012年度秋季総合分科会・実函数論分科会会場にて行います(学会3日目および4日目)。候補者は,分科会委員会から推薦のあった、伊藤昭夫(近畿大学工学部; 既に1年目の評議員を務めています)と和泉澤正隆(東海大学理学部)の両氏のみとなりました。従って選挙は,この2名に対する信任投票ということになります.選挙管理委員は,分科会委員会委員(愛木豊彦,古谷康雄,田中直樹,立澤一哉,蚊戸宣幸)です.不在者投票を希望する方は,本年8月末までに連絡責任評議員へその旨ご連絡下さい.連絡責任評議員は,学会前までに不在者投票が完了するように投票用紙を郵送致します.

2.分科会委員の選任について
実函数論分科会の分科会委員については、これまで「評議員を2 年務めた者が退任の後5 年間務める」という方針で選任してきました。しかしこの方式では2 年間の評議員の任期と合わせて合計7 年間もの間仕事をしなくてはなりません。そこでこの方式を改めた方がいいのではないかという意見があり、現在改正案として「評議員を2 年務めた者が退任の後3年間務める」というものが上がっております。人数を減らすことについては心配な点もありますが、評議員および分科会委員が、分科会会員各位と密接な連絡を取ることに努めれば問題は少ないのではないかと考えています。 このことについて、ご意見をお寄せ下さい。2012 年度秋期総合分科会最終日の昼休みに、実函数論分科会会場にて分科会総会を開いて決定したいと考えておりますので、よろしくご参集下さい。

3.本年度予定されている研究集会についてのご案内です。
(1)実解析学シンポジウム2012
期日:10月26日(金)〜 10月28日(日)
会場:茨城大学理学部 〒310−8512 茨城県水戸市文京 2−1−1
     総合研究棟(K棟)インタビュースタジオ(K118)
このシンポジウムは日本数学会実函数論分科会実解析グループが主催し、茨城大学理学部の共催のもとで実施されます。
◆ シンポジウムおよび懇親会参加申し込み 10月15日(日)まで
懇親会を10月27日(土)に、キャンパス内の生協レストラン(会費5000円程度、学割あり)で行う予定です。
◆ 講演および旅費申し込み 9月15日(土)まで
申し込み、およびシンポジウムに関するお問い合わせは、下記までご連絡下さい。
  〒252-0882 神奈川県藤沢市遠藤5322 慶應義塾大学 総合政策学部  河添 健 kawazoe@sfc.keio.ac.jp
詳細はシンポジウムのWebサイト
 http://www.math.u-toyama.ac.jp/~kikuchi/real-sympo/index.html
をご覧下さい。随時情報が更新されます。

(2) Harmonic Analysis and its Applications at Tokyo 2012 (HAAT2012)
期日:2012年11月16日(金)−18日(日)。
講演は16日の朝から始まり、18日の昼頃に終わり、 18日午後は自由討論の時間となる予定。
場所:首都大学東京、南大沢キャンパス、国際交流会館。
海外から何人かの研究者を招聘します。
組織委員: 岡田正已(首都大学東京), 澤野嘉宏(首都大学東京), 田中仁(東大), 中井英一(茨城大学), 古谷康雄(東海大学), 宮地晶彦(東京女子大学)
詳細は同研究集会の Web サイト http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~enakai/haat2012/ をご覧下さい。随時情報が更新されます。

(連絡責任評議員 曽布川拓也、岡山大学教育学研究科)