『数学基礎論及び歴史分科会』

1. 名古屋大学大学院情報科学研究科の小沢正直氏が、
    第1回藤原洋数理科学賞大賞
 を受賞されました。受賞業績は「量子情報理論の数学的基礎付け」です。
 分科会から心よりお慶び申し上げます。


2. 現在の分科会運営委員は以下の通りです(順不同、敬称略).

  真島秀行、小林龍彦、鹿島亮、山下秀康、只木孝太郎、
  桔梗宏孝、安東祐希、依岡輝幸、志村立矢、鈴木登志雄、
  分科会選出評議委員は、吉信康夫、隈部正博

3. 研究集会のお知らせ
 (1)数学基礎論若手の会
    期間: 11月23日(金)午後 〜 25日(日)午前
              会場: 奈良県青少年会館 http://www6.ocn.ne.jp/~naseikan/
              代表者: 照井一成 (京都大学) terui@kurims.kyoto-u.ac.jp
              http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~terui/wakate2012.html

 (2)RIMS研究集会:強制法による拡大と巨大基数
              期間:2012年12月4日(火) 〜 2012年12月7日(金)
              会場:京都大学数理解析研究所111号室
              代表者:宮元忠敏(南山大学経営学部)
              http://www2.kobe-u.ac.jp/~hsakai/RIMS2012/index_ja.html

 
分科会からの上記以外の情報(過去の記録等)については、分科会ホームページ
(数学会のホームページ内「会員および数学研究者用・分科会・数学基礎論および歴史」)を
ご覧下さい。


(連絡責任評議委員 隈部正博、放送大学教養学部)


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以上が数学通信に載った原稿ですが,以下の情報を追加いたします。

4. 次期評議委員候補は、
東工大、数理計算科学の鹿島亮、
筑波大学、数学の塩谷真弘
の2氏となったことが、九州大学の分科会総会で了承されました。

5. 数学会全体としてアブストラクト電子化の方針が進められており、
当分科会としてもこれに従うことが九州大学での分科会総会で承認されました。
従来は学会会場の販売所で各自アブストラクト冊子を購入していたところですが、
来年3月の京都大学での学会からPDFファイルを数学会のホームページで会員内に公開します。
従って会員の方は、アブストラクトをホームページよりダウンロードして
お持ちいただきたいと思います。
ただし当分科会では来年3月の学会でも、移行期間ということも考慮して
学会会場内での冊子販売も行います。
しかし販売部数を少なくする予定であるため、学会会員におきましてはできるだけ
電子化されたアブストラクトをご利用していただければ幸いです。
ダウンロード方法などの詳細は未定です。
引き続き2月号の分科会便りで最新情報をお知らせしていきます。