[数学通信27−1掲載記事](2022.4)

1. 2022年度の分科会委員について
春と秋の日本数学会総合分科会において,当分科会の特別講演の講演者は分科会委員で決めています.ご意見等ございましたら各委員にお伝え下さい.現在の委員は次の通りです.

  久保英夫(北大)赤木剛朗(東北大)
  石毛和弘(東大)町原秀二(埼玉大)
  杉本 充(名大)足立匡義(京大)
  片山聡一郎(阪大)高岡秀夫(神戸大)
  川下美潮(広島大)三沢正史(熊本大)
  坂井秀隆(東大)熊ノ郷直人(工学院大)

なお,現在の分科会選出の評議員は以下の通りです. (*は連絡責任評議員)
  石毛和弘(東大)  *久保英夫(北大)

2. 研究集会「微分方程式の総合的研究」について
恒例の分科会主催の表記研究集会は本年度,以下のように開催予定です.

   会場: 京都大学大学院理学研究科
   日程: 2022年12月24日(土)−25日(日)
   代表者: 前川泰則(京大理),中西賢次(京大数理研)
   世話人: 赤木剛朗(東北大),川下美潮(広島大)

講演者についてご意見がある方はお近くの分科会委員までお知らせ下さい.

3. 第14回函数方程式論分科会「福原賞」の推薦について
函数方程式論分科会では分科会の設立時より尽力された故福原満洲雄教授の御功績にちなみ,函数方程式論分科会で主に活動する日本数学会員研究者のうち,特に優秀な業績を挙げた新進・中堅の研究者に函数方程式論分科会福原賞を授与し,分科会全体の研究・交流の促進を図っています.先の春の数学会・年会(於:埼玉大理)でオンライン開催された分科会委員会において,第14回福原賞選考委員会が設置されました.選考委員は現分科会委員(メンバーは上記1)に元分科会委員2名が加わり全員で14名からなります.第14回福原賞の顕彰は秋の数学会・秋季総合分科会(於:北大)にて選考が行われ,年末の研究集会「微分方程式の総合的研究」において発表・表彰されます.この選考委員会に先立ちまして第14回福原賞の推薦募集を行います.同賞に相応しい候補者をご存知の方は,下記の期間中に推薦状を添えてお近くの選考委員にご推薦下さい.推薦状には特に決まった書式はありませんが,候補者の略歴と業績リスト,推薦理由書があることが望まれます.

   第14回函数方程式論分科会「福原賞」
   推薦期間:2022年7月1日(金)−9月1日(木)
   詳細は分科会ホームページをご覧ください.
   http://mathsoc.jp/section/dfe/

4. 分科会委員の改選について
今年度は西暦年偶数年で次期分科会の改選年にあたります.春の数学会・年会において開催された分科会委員会において,現委員からなる次期委員選挙管理委員会を発足させました.現分科会委員により2023年度〜2024年度の分科会委員候補者として以下の12名が推薦されました(敬称略).

  久保英夫(北大)赤木剛朗(東北大)
  石毛和弘(東大)町原秀二(埼玉大)
  杉本 充(名大)前川泰則(京大)
  高橋 太(大阪公立大)高岡秀夫(神戸大)
  川下美潮(広島大)三沢正史(熊本大)
  坂井秀隆(東大)藤家雪郎(立命館大)

選挙管理委員会は上記の12名を次期委員候補者とし,引き続き一般会員による委員候補者の推薦の受付をいたします.上記12名以外に推薦をしたい候補者をお持ちの会員は,候補者の推薦書と推薦人リストをお送り下さい.推薦人リストには1候補者につき10名以上の署名捺印が必要で,1会員は1候補者のみを推薦できます.書式に定型はありませんが,分科会ホームページ
http://mathsoc.jp/section/dfe/
に書式例がございますのでご参照下さい. 推薦書および推薦リストは必要事項を記入し,下記事務局まで郵送願います.

   〒657-8501神戸市灘区六甲台町1−1
   神戸大学理学部数学教室内
   日本数学会函数方程式論分科会事務局
   e-mail: takaoka@math.kobe-u.ac.jp
   (高岡秀夫 (神戸大理))

推薦受付締切は6月30日(必着)とします.
最終的に挙げられた候補者について,9月の数学会・秋季総合分科会(於:北大)の分科会の期間中に前回同様,オンライン投票を行います.また分科会委員選挙規定につきましては,分科会のホームページをご覧ください.分科会委員は本分科会の運営に責任を持ち,学会の特別講演候補者の選出,年末に開催される本分科会主催の「微分方程式の総合的研究」の企画,福原賞の選考・表彰などの活動を行います.会員各位におかれましては,分科会委員推薦の際にこれらのことを十分ご理解の上,提案を御願い申し上げます.

(連絡責任評議員 久保英夫 北大理)