[数学通信17−2掲載記事](2012.8)

1. 次期分科会委員候補者について
2013 年度−2014 年度分科会委員候補者として下記の 12 名が決定いたしました.

  利根川吉廣(北大理) 小川卓克(東北大理)
  長澤壯之(埼玉大理) 太田雅人(東京理科大理)
  清水扇丈(静岡大理) 中西賢次(京大理)
  林仲夫(阪大理) 小池達也(神戸大理)
  柴田徹太郎(広大工) 小林孝行(佐賀大理工)
  岩崎克則(北大理) 小薗英雄(早大理工)

上記候補者を被選挙人として,9 月の秋季総合分科会(九州大学)の会期中に,委員選挙が行われます.本分科会の一般講演会場に,初日午後の講演開始時から最終日午前の講演終了時まで,投票箱が設置されます.(但し,特別講演の時間帯は除きます.)投票用紙は講演アブストラクトに綴じ込みますので,用紙に記載された被選挙人の氏名の中から,不適任と思われる人の名前を消し,必要ならば新たに氏名を記入して,全体で 12 名以内の氏名を残し投票してください.投票要領の詳細は講演アブストラクトに記載し,会期中には一般講演会場にも掲示いたします.

2. 研究集会「微分方程式の総合的研究」について
2012 年度の研究集会「微分方程式の総合的研究」は次の様に開催されます.

   日 程: 平成 24 年 12 月 15 日(土)−16 日(日)
   会 場: 京都大学大学院理学研究科
   代表者: 堤誉志雄(京大理),竹井義次(京大数理研)
   世話人: 林仲夫(阪大理),小林孝行(佐賀大理工)

講演者候補の選考等は 2012 年度日本数学会秋季総合分科会期間中に開催予定の函数方程式論分科会委員会で議論されます.ご意見,ご要望などございましたら分科会委員にお伝え下さい.なお,本研究集会中に,第四回福原賞受賞者の授賞式を開催いたします.

3. 函数方程式論分科会「福原賞」第四回受賞候補者推薦のお願い
函数方程式論分科会では分科会創成期より尽力された故福原満洲雄教授の御功績にちなみ,函数方程式論分科会で主に活動するおおむね40代中頃くらいまでの研究者で,分科会特別講演や微分方程式の総合的研究で講演をされた方などを中心に優れた業績を挙げられた方々に福原賞を授与しております.
春の学会で開催された分科会委員会において第四回選考委員会が設置されました.選考委員は現分科会委員に加えて中村周(東京大数理),竹井義次(京大数理研)の両氏です.
第四回の顕彰は秋の学会にて選考され,同じく年末の総会にて発表・表彰されます.第四回選考に先立ちまして福原賞の推薦募集を行います.福原賞にふさわしい候補をご存じの方は,下記の期間中に推薦状を添えてお近くの現分科会委員に御推薦下さい.推薦状の書式は特に決められていませんが,候補者の略歴と適切な業績リストが添えられていることが望まれます.

第四回函数方程式論福原賞
推薦期間:2012 年 7 月 1 日− 9 月 10 日

詳細は分科会ホームページをご覧下さい.

(連絡責任評議員 小川卓克,東北大学大学院理学研究科)