[数学通信17−1掲載記事](2012.5)

1. 2012 年度分科会委員について
春と秋の学会における当分科会の特別講演の講演者は,分科会委員会で決めています.ご意見などございましたら各委員にお伝え下さい.現在の委員は次の通りです.

  中村玄(北大理) 小川卓克(東北大理)
  長澤壯之(埼玉大理) 倉田和浩(首都大理)
  杉本充(名大多元) 中西賢次(京大理)
  林仲夫(阪大理) 足立匡義(神戸大理)
  柴田徹太郎(広大工) 小林孝行(佐賀大理工)
  木村弘信(熊本大理) 西原健二(早大政経)

なお,分科会選出の評議員は次の通りです.(*は連絡責任評議員)
  小川卓克(東北大理)*  中村玄(北大理)

2. 研究集会「微分方程式の総合的研究」について
恒例の分科会主催,標記研究集会は本年度,京都大学大学院理学研究科で開催予定です.詳細な日程は次回の数学通信にて案内予定です.講演者について御意見のある方は分科会委員までお知らせください.

3. 分科会一般講演について
函数方程式論分科会においては,従来より,一般講演は黒板ないし書画カメラ(またはホワイトボード,OHP)を用いることを基本とさせていただいております.一般講演での PC 接続によるプロジェクターでの講演が可能な場合でも,パソコンとプロジェクターの接続等に要する時間は講演時間に含まれますことをあらかじめご承知願います.なおその場合には,念のため,代替ファイルやハードコピーの準備をお願いいたします.皆様のご協力をお願いいたします.

4. 函数方程式論分科会第四回 「福原賞」推薦について
函数方程式論分科会では分科会創成期より尽力された故福原満洲雄教授の御功績にちなみ,函数方程式論分科会で主に活動するおおむね 40 代中頃くらいまでの研究者で,分科会特別講演や微分方程式の総合的研究で講演をされた方などを中心に優れた成果を挙げられた方々に福原賞を授与しております.
春の学会で開催された分科会委員会において第四回選考委員会が設置されました.選考委員は現分科会委員に加えて中村 周(東大数理),竹井義次(京大数理研)の両氏です.
第四回の顕彰は秋の学会にて選考され,同じく年末の総会にて発表・表彰されます.第四回選考に先立ちまして福原賞の推薦募集を行います.福原賞にふさわしい候補をご存じの方は,下記の期間中に推薦状を添えてお近くの現分科会委員に御推薦下さい.推薦状の書式は特に決められていませんが,候補者の略歴と適切な業績リストが添えられていることが望まれます.

第四回函数方程式論福原賞
推薦期間:2012 年 7 月 1 日−9 月 10 日

詳細は分科会ホームページをご覧下さい.

5. 分科会委員改選について
今年度は西暦年偶数年で次期分科会委員の改選年にあたります.春の学会年会において開催された分科会委員会において現委員からなる次期委員選挙管理委員会を発足させました.現分科会委員より 2013-14 年度分科会委員候補者として以下の 12 名が推薦されました(敬称略).

  利根川吉廣(北大理) 小川卓克(東北大理)
  長澤壯之(埼玉大理) 太田雅人(東京理科大理)
  清水扇丈(静岡大理) 中西賢次(京大理)
  林仲夫(阪大理) 小池達也(神戸大理)
  柴田徹太郎(広大工) 小林孝行(佐賀大理工)
  岩崎克則(北大理) 小薗英雄(早大理工)

選挙管理委員会は同 12 名を次期委員候補とし,引き続き一般会員による委員候補者の推薦受付に入ります.上記 12 名以外に推薦したい候補者をお持ちの会員は,候補者の推薦書と推薦人リストをお送り下さい.推薦人リストには 1 候補にあたり原則 10 名以上の推薦人の署名捺印が必要で,1 会員は 1 候補のみを推薦できます.書式に定型のものはありませんが,必要であれば郵便または電子メールにて分科会事務局までご請求下さい(分科会ホームページにも書式例がございます).

 

〒657−8501

神戸市灘区六甲台町 1−1

 

 

神戸大学理学部数学教室内

 

 

日本数学会函数方程式論分科会事務局

 

e-mail:

(足立匡義宛,神戸大理)

必要事項をすべて記入した推薦書は上記事務局までお送り下さい.推薦受付締め切りは 6 月 30 日(必着)とします.
最終的に挙げられた候補者について,9 月の秋季総合分科会(九大数理)の分科会会場一般講演中に投票が行われます.投票用紙は講演アブストラクトに綴じ込みますので,投票用紙に記載された被選挙人の氏名の中から,不適任と思われる候補の氏名を消し,必要ならば適任と思われる氏名を追加して全体で 12 名以内となるように投票して下さい.なお投票要領の詳細は講演アブストラクトに記載されます.なお分科会委員選挙規定につきましては分科会ホームページをご覧下さい.分科会委員は本分科会運営の責任を持ち毎年年末の函数方程式論分科会主催の研究集会「微分方程式の総合的研究」の企画・運営や顕彰などの活動を行います.会員各位にはこの点にご注意の上,ご協力いただきますようお願い申し上げます.

(連絡責任評議員 小川卓克,東北大学大学院理学研究科)