[数学通信16−1掲載記事](2011.5)

1. 2011 年度分科会委員について
春と秋の学会における当分科会の特別講演の講演者は,分科会委員会で決めています.ご意見などございましたら各委員にお伝え下さい.現在の委員は次の通りです.

  中村玄(北大理) 小川卓克(東北大理)
  長澤壯之(埼玉大理) 倉田和浩(首都大理)
  杉本充(名大多元) 中西賢次(京大理)
  林仲夫(阪大理) 足立匡義(神戸大理)
  柴田徹太郎(広大工) 小林孝行(佐賀大理工)
  木村弘信(熊本大理) 西原健二(早大政経)

なお,分科会選出の評議員は次の通りです.
  小川卓克(東北大理)*  中村玄(北大理)
                      (*は連絡責任評議員)

2. 研究集会「微分方程式の総合的研究」について
恒例の分科会主催標記研究集会は2011年度は

   日 程: 12 月 17 日(土)− 18 日(日)
   会 場: 東京大学大学院数理科学研究科
   研究代表者: 山本昌宏(東大数理) 下村明洋(東大数理)
   研究世話人: 倉田和浩(首都大東京) 西原健二(早稲田大政経)

にて開催予定です.
詳細な開催予定は次回の数学通信にて案内予定です.講演者について御意見のある方は分科会委員までお知らせください.

3. 分科会一般講演について
函数方程式論分科会においては,従来より一般講演は黒板ないし書画カメラ(またはホワイトボード,OHP)を用いることを基本とさせていただいております.一般講演での PC 接続によるプロジェクターでの講演が可能な場合でも,パソコンとプロジェクターの接続等に要する時間は講演時間に含まれますことをあらかじめご承知願います.なおその場合には,念のため,代替ファイルやハードコピーの準備をお願いいたします.皆様のご協力をお願いいたします.

4. 函数方程式論分科会「福原賞」候補者推薦について
福原賞は,分科会創成期に御尽力された故福原満洲雄教授の御功績にちなみ,平成 21 年に開催されました分科会総会で設立されました.函数方程式論分科会で主に活動するおおむね 40 代中頃くらいまでの研究者で,分科会特別講演や微分方程式の総合的研究で講演をされた方などを中心に優れた成果を挙げられた方々に授与されます.
2011 年度分科会委員会において第三回福原賞選考委員会が設置されました.選考委員は現分科会委員に加えて,竹井義次氏(京大数理研),中村周氏(東大数理)で選考委員長は竹井氏です.本賞の設立趣旨,内規,選考委員の構成は分科会ホームページに掲載されます.つきましては第三回選考に先立ちまして福原賞の推薦募集を行います.福原賞にふさわしい候補をご存じの方は,下記の期間中に推薦状を添えてお近くの現分科会委員に御推薦下さい.推薦状の書式は特に決められていませんが,候補者の略歴と適切な業績リストが添えられていることが望まれます.

  第三回函数方程式論福原賞
  推薦期間:2011 年 7 月 11 日〜 9 月 12 日

詳細は分科会ホームページをご覧下さい.

(連絡責任評議員 小川卓克,東北大学大学院理学研究科)