2025年度日本数学会応用数学賞受賞者
 
受賞者斎藤 明 氏
所属日本大学名誉教授
受賞題目「グラフの閉路問題および因子問題の研究」
受賞理由グラフ理論は離散数学の中核をなす研究分野であり,ビッグデータの解析やニューラルネットワークによる深層学習など,工学・情報科学分野においてその応用は近年急速に拡大している.斎藤明氏はグラフ理論の分野において国際的に研究活動を展開し,連結度・閉路問題・因子問題といったトピックにおいて顕著な研究成果を多数挙げている.特に禁止部分グラフを用いた因子問題に関する研究は高く評価されており,当該分野を世界的に先導している.氏の一連の研究は応用数学として高い価値を持ち,今後のこの分野の研究の発展に対して重要な役割を果たすものと評価できる.