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日本数学会

2017年9月・教育委員会主催教育シンポジウム

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2017年9月11日開催の教育委員会主催教育シンポジウムについて,資料を含めて公開しています.


教育委員会主催 教育シンポジウム
「大学の数理・データサイエンス教育強化」について

昨年度,国立大学を対象に文部科学省が「数理及びデータサイエンスに係る教育強化」の拠点大学を募集した中で,6大学(北海道大学,東京大学,滋賀大学,京都大学,大阪大学,九州大学)が選定され,今年度から活動が始まっています.拠点校は「専門分野を超えて,数理・データサイエンスを中心とした 全学的・組織的な教育(一般教育・専門基礎教育等)を行うセンター」を整備することとなっており,そのセンターのミッションには次のようなことが含まれています.

今回の教育委員会主催シンポジウムでは今後の大学における数学教育に大きな影響を与えることが考えられるこれらの拠点校の取組について,文部科学省から「大学の数理・データサイエンス教育強化」の趣旨と来年度以降の支援について,拠点校の中から2大学(大阪大学,滋賀大学)に各大学の取組について報告していただくとともに,パネルディスカッションで「数理・データサイエンスの全学的な教育」や「全国的なモデルとなる標準カリキュラムの作成・普及」といった重要な課題について意見交換をしたいと考えています.

日時:9月11日(月)14:30--16:30
会場:山形大学小白川キャンパス 地域教育文化学部 3号館 321 教室
プログラム
14:30--14:40 開会の挨拶
小薗英雄(日本数学会理事長・早稲田大学)
14:40--15:00  「大学の数理・データサイエンス教育強化」事業の概要について(スライド)
高木歩(文部科学省高等教育局専門教育課係長)
15:00--15:25 大阪大学の取組の紹介(スライド
鈴木 貴(大阪大学特認教授,数理・データ科学教育研究センター副センター長)
15:25--15:50 滋賀大学の取組の紹介(スライド)
竹村 彰通(滋賀大学データサイエンス学部長,データサイエンス教育研究センター長) 
15:50--16:30 パネルディスカッション
司会:牛瀧文宏(教育委員会副委員長,京都産業大学教授)
パネリスト:鈴木貴,竹村彰通,高橋哲也(当日紹介したのは次の資料のp.42の抜粋 国立教育政策研究所「PISA2012年調査分析資料集」)
司会:高橋哲也(教育委員会委員長,大阪府立大学教授)